ギャップイヤーは就活に不利? 海外大学院に留学した私が卒業後の就活を選んだ理由

ギャップイヤーは就活に不利? 海外大学院に留学した私が卒業後の就活を選んだ理由


海外大生_ギャップイヤー_体験談

海外大生の中でギャップイヤーを取ろうか悩んでいる方はいませんか?「ギャップイヤーを設けたらどんな就活スケジュールになるの?就職に不利になる?就職に限らずどんな変化が生じるのか?」といった疑問をきっと抱いている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、実際にギャップイヤーを取得した筆者の体験談を紹介し、みなさんの不安を解消できればと思います!

海外大生の中でギャップイヤーを取ろうか悩んでいる方はいませんか?「ギャップイヤーを設けたらどんな就活スケジュールになるの?就職に不利になる?就職に限らずどんな変化が生じるのか?」といった疑問をきっと抱いている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、実際にギャップイヤーを取得した筆者の体験談を紹介し、みなさんの不安を解消できればと思います!











1.筆者の自己紹介

1.筆者の自己紹介

まず簡単に、筆者のプロフィールをご紹介します。

私は、早稲田大学 政治経済学部で国際政治経済学を専攻し、2021年3月に大学を卒業しました。
その後2021年9月にイギリス・ロンドンにあるGoldsmiths, University of Londonの大学院に進学し、2022年9月に修士課程を修了しました。

大学院では、Media, Communications and Cultural Studiesという学部で、ジャーナリズムやメディアと人種差別問題について勉強しました。

現在は、日本でインターンをしながらフルタイムの仕事を探すために就職活動をしています。


まず簡単に、筆者のプロフィールをご紹介します。

私は、早稲田大学 政治経済学部で国際政治経済学を専攻し、2021年3月に大学を卒業しました。
その後2021年9月にイギリス・ロンドンにあるGoldsmiths, University of Londonの大学院に進学し、2022年9月に修士課程を修了しました。

大学院では、Media, Communications and Cultural Studiesという学部で、ジャーナリズムやメディアと人種差別問題について勉強しました。

現在は、日本でインターンをしながらフルタイムの仕事を探すために就職活動をしています。











2.海外では当たり前?ギャップイヤーとは

2.海外では当たり前?ギャップイヤーとは

筆者の体験談を紹介する前に、まずはギャップイヤーとは何か、ギャップイヤーにはどんなパターンがあるのかを解説していきます。

ギャップイヤーとは、学生が大学入学前〜卒業後などに大学での学業を離れ、旅行やボランティアなど様々な人生経験を積むために取るインターバル期間のことです。
新卒一括採用制度のある日本ではギャップイヤーにあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では就活の時期がバラバラで、ギャップイヤーを取る人はたくさんいます。

ギャップイヤーって何?海外大生こそ知っておきたい、就職を迎えるまでの様々なステップ」の記事にも情報が載っているので、是非読んでみてください!


筆者の体験談を紹介する前に、まずはギャップイヤーとは何か、ギャップイヤーにはどんなパターンがあるのかを解説していきます。

ギャップイヤーとは、学生が大学入学前〜卒業後などに大学での学業を離れ、旅行やボランティアなど様々な人生経験を積むために取るインターバル期間のことです。
新卒一括採用制度のある日本ではギャップイヤーにあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では就活の時期がバラバラで、ギャップイヤーを取る人はたくさんいます。

ギャップイヤーって何?海外大生こそ知っておきたい、就職を迎えるまでの様々なステップ」の記事にも情報が載っているので、是非読んでみてください!











3.ギャップイヤー3つのパターン 海外の事例もご紹介!

3.ギャップイヤー3つのパターン 海外の事例もご紹介!

ここからは、ギャップイヤー取得の3つのパターンについて、筆者や筆者の周りの体験事例と共にご紹介します。


(1)高校卒業~大学入学まで

<例:学費を稼ぐためにアルバイト>

ロンドン出身・在住の友人は、実家に住んでいましたが、大学の学費を稼ぐため高校卒業後ギャップイヤーを取り、カフェでバリスタとしてアルバイトをしていました。
日本でも、行きたい大学の受験のために浪人する方がいるように、大学までの準備期間を取る人は少なくないのではないでしょうか。


(2)大学卒業~大学院入学まで

筆者のように日本の大学から海外大学院に行く場合、日本と海外で入学・卒業時期が異なるため、必然的にギャップ期間が生まれると思います。
これに関しては、(1)のパターンにも当てはまります。

通常日本の大学は3月卒業、海外の大学は9〜10月ごろに入学なので、半年ほどのギャップ期間がうまれることが多いです。

<例1:留学準備と日本の満喫期間に充てる>

筆者はこの期間、大学在学中にやっていたアルバイトを続けながら、しばらく会えなくなるだろう日本の友人に会ったり家族と旅行に行ったり ‘home’ での時間を大切にしていました。

また、留学前に英語をブラッシュアップするためのPre-sessionalコースを受講しました。
ここで出会ったクラスメートとは渡航前準備の情報交換や相談などをし、イギリス渡航後も頻繁に会ったりお互いの留学生活をサポートしあったりしていました。

誰も知り合いがいない土地へ留学するのに、日本人の友達を事前に作れたことはとても心強かったですし、日本に帰国した今もそのつながりが続いているので、Pre-sessionalコースに参加して良かったと思っています。

<例2:インターン>

筆者の周りには、2020年に留学を予定していた友人もいました。
しかし、コロナで渡航できない、授業が全部オンラインになるのでそもそも海外に渡航する意味がない、という状況になってしまいました。
そこで入学を1年遅らせ、その間自分の国でインターンをしていたそうです。


(3)大学・大学院卒業~就職まで

筆者の場合、このパターンのギャップイヤーを取得しました。
本記事では、実際にこの時期にギャップイヤーを取った筆者の体験談をシェアしていきたいと思います。

大学・大学院を卒業後から就職までの間にギャップイヤー取得した場合の、一般的なメリットデメリットや就活への影響は「卒業してから就活は遅い?海外大留学中は勉強に集中したい!」の記事でも取り上げているので、是非読んでみてください。


ここからは、ギャップイヤー取得の3つのパターンについて、筆者や筆者の周りの体験事例と共にご紹介します。


(1)高校卒業~大学入学まで

<例:学費を稼ぐためにアルバイト>

ロンドン出身・在住の友人は、実家に住んでいましたが、大学の学費を稼ぐため高校卒業後ギャップイヤーを取り、カフェでバリスタとしてアルバイトをしていました。
日本でも、行きたい大学の受験のために浪人する方がいるように、大学までの準備期間を取る人は少なくないのではないでしょうか。


(2)大学卒業~大学院入学まで

筆者のように日本の大学から海外大学院に行く場合、日本と海外で入学・卒業時期が異なるため、必然的にギャップ期間が生まれると思います。
これに関しては、(1)のパターンにも当てはまります。

通常日本の大学は3月卒業、海外の大学は9〜10月ごろに入学なので、半年ほどのギャップ期間がうまれることが多いです。

<例1:留学準備と日本の満喫期間に充てる>

筆者はこの期間、大学在学中にやっていたアルバイトを続けながら、しばらく会えなくなるだろう日本の友人に会ったり家族と旅行に行ったり ‘home’ での時間を大切にしていました。

また、留学前に英語をブラッシュアップするためのPre-sessionalコースを受講しました。
ここで出会ったクラスメートとは渡航前準備の情報交換や相談などをし、イギリス渡航後も頻繁に会ったりお互いの留学生活をサポートしあったりしていました。

誰も知り合いがいない土地へ留学するのに、日本人の友達を事前に作れたことはとても心強かったですし、日本に帰国した今もそのつながりが続いているので、Pre-sessionalコースに参加して良かったと思っています。

<例2:インターン>

筆者の周りには、2020年に留学を予定していた友人もいました。
しかし、コロナで渡航できない、授業が全部オンラインになるのでそもそも海外に渡航する意味がない、という状況になってしまいました。
そこで入学を1年遅らせ、その間自分の国でインターンをしていたそうです。


(3)大学・大学院卒業~就職まで

筆者の場合、このパターンのギャップイヤーを取得しました。
本記事では、実際にこの時期にギャップイヤーを取った筆者の体験談をシェアしていきたいと思います。

大学・大学院を卒業後から就職までの間にギャップイヤー取得した場合の、一般的なメリットデメリットや就活への影響は「卒業してから就活は遅い?海外大留学中は勉強に集中したい!」の記事でも取り上げているので、是非読んでみてください。











4.筆者体験談 海外大学院卒業後の就活を選択して感じたこと

4.筆者体験談 海外大学院卒業後の就活を選択して感じたこと










(1)なぜ留学中に就活をしなかったのか

(1)なぜ留学中に就活をしなかったのか

実は、1年間の大学院留学中に就活をしようと思ったことが2回くらいありました。
ですが、結論から言うとやりませんでした(笑)その理由を説明していきます。


①秋選考の時期→自分のやりたいことがまだわからなかった

海外大生の一般的な就活時期・第一波は「秋」です。
筆者の周りにも、秋冬の国内選考やボスキャリで就活している人はいました。

しかし、この時期は大学院に入学してから1〜2か月。やっと専攻分野の大枠について理解し、授業外ではイギリスでの生活を開拓し始めた頃です。

当時、筆者は自分の興味ある仕事がまだわからなかったので、「留学に来たばかりなのに何でこんなにすぐ就活してるの?!」とむしろ驚いたくらいです。

さらに12月ごろになると秋学期の課題も重なります。就活していた友達はこの時相当メンタルがやられたそうです。
自分はエッセイの課題とロンドンのdepressiveな天気だけでつらかったのに、さらにそこに就活が加わったらあの冬は乗り越えられなかったのでは?と思います...(笑)

UK autumn

(↑秋のロンドン。ロンドンには運河がたくさんあります。空がグレーですね。)

②春・夏→修論が忙しくて就活との両立は厳しかった

春ごろには大学院の授業期間が終わり、だんだんと自分のやりたいことも見えてきたので、大学のキャリアセンターを活用したり友人や先輩に話を聞いたりと、少しづつ就活を始めてみました。

ですが、夏に差し掛かるにつれて修論執筆に追われ、とてもではないけど就活をやる余裕はありませんでした。
しかも、キャリアセンターのスタッフ、ロンドンの知り合い、コースの教授など相談していた人達みんなから口をそろえて「修論と就活の同時並行は大変だよ。まずは修論を終わらせてから就活しな。」というアドバイスをもらいました。

そもそも大学院を卒業することが留学の最大の目標なので、就活のせいで修論が終わらなかったら本末転倒です。
そのため、修論執筆に疲れたときに気になる企業を調べるなど息抜き程度に就活はしましたが、修論を提出するまでは就活の本格始動はしませんでした。

UK summer

(↑夏のTower Brdige。夏は22時くらいまで外が明るいので楽しいです。)


実は、1年間の大学院留学中に就活をしようと思ったことが2回くらいありました。
ですが、結論から言うとやりませんでした(笑)その理由を説明していきます。


①秋選考の時期→自分のやりたいことがまだわからなかった

海外大生の一般的な就活時期・第一波は「秋」です。
筆者の周りにも、秋冬の国内選考やボスキャリで就活している人はいました。

しかし、この時期は大学院に入学してから1〜2か月。やっと専攻分野の大枠について理解し、授業外ではイギリスでの生活を開拓し始めた頃です。

当時、筆者は自分の興味ある仕事がまだわからなかったので、「留学に来たばかりなのに何でこんなにすぐ就活してるの?!」とむしろ驚いたくらいです。

さらに12月ごろになると秋学期の課題も重なります。就活していた友達はこの時相当メンタルがやられたそうです。
自分はエッセイの課題とロンドンのdepressiveな天気だけでつらかったのに、さらにそこに就活が加わったらあの冬は乗り越えられなかったのでは?と思います...(笑)

UK autumn

(↑秋のロンドン。ロンドンには運河がたくさんあります。空がグレーですね。)

②春・夏→修論が忙しくて就活との両立は厳しかった

春ごろには大学院の授業期間が終わり、だんだんと自分のやりたいことも見えてきたので、大学のキャリアセンターを活用したり友人や先輩に話を聞いたりと、少しづつ就活を始めてみました。

ですが、夏に差し掛かるにつれて修論執筆に追われ、とてもではないけど就活をやる余裕はありませんでした。
しかも、キャリアセンターのスタッフ、ロンドンの知り合い、コースの教授など相談していた人達みんなから口をそろえて「修論と就活の同時並行は大変だよ。まずは修論を終わらせてから就活しな。」というアドバイスをもらいました。

そもそも大学院を卒業することが留学の最大の目標なので、就活のせいで修論が終わらなかったら本末転倒です。
そのため、修論執筆に疲れたときに気になる企業を調べるなど息抜き程度に就活はしましたが、修論を提出するまでは就活の本格始動はしませんでした。

UK summer

(↑夏のTower Brdige。夏は22時くらいまで外が明るいので楽しいです。)











(2)大学院卒業後にどうやって就活を進めたのか

(2)大学院卒業後にどうやって就活を進めたのか

それでは、大学院卒業後にどう就活を進めたのかシェアしたいと思います。

まず前提として、筆者は日本の大学を卒業してから海外大学院に進学し、周りの友人がすでに日本の就活をしていたので、就活の勝手がわかっていました。

ESや面接でどんなことを聞かれるのか、ガクチカとは何かといったことも知っていましたし、なんなら大学4年の時はWebテストの勉強など、友人の就活を手伝っていました。

そのため、いざ日本で就活を始めるという時に、どこから手を付けたらいいのかわからないということは幸いなく、また、日本の友人が就活の先輩となって彼らの経験談や自己分析のやり方などアドバイスももらえました。

しかし、この記事を読んでいる海外大生の中には、長く海外に在住しているなどの理由で日本の就活事情を全く知らない方もいるかと思います。
その場合は、日本の就活スタイルやカルチャー的な情報のリサーチが必要になるかもしれません。

海外大留学生.comでは、日本の就活tipsの記事もたくさん載せているので、ぜひ見てみてください。


■ギャップイヤー期間中はインターンをする人が多い

海外では、ギャップイヤーを取るのが当たり前であるのと同様、在学中や卒業後にインターンをする学生も非常に多いです。
一定期間だけ経験を積んでやめる人もいれば、インターンとして入った企業でそのままフルタイムになる人もいます。

筆者も、面接や説明会だけ聞いていきなりどこかの企業に入るより、インターンを通じてその仕事・企業・業界のミスマッチを防ぎたい、また「社会人として働く」事がどんなものかも知りたいと思っていました。

また、大学院を卒業しているので時間はたっぷりありますが、毎日1日中就活をしても気がめいってしまうと思ったので、だったらアルバイトではなく経験の積めるインターンをしようと思いました。

実際今インターンとして働いていて、学生の時には出会えなかった人と出会えたり、経験やスキルを身に着けたりできて楽しいですし、自分の就活にもプラスになっていると思います。

※筆者のインターン先では、海外大学に通う学生を対象に長期有給インターン生を募集しています!ご興味ある方は是非!(詳細はこちら


■就活で役に立ったツール

友人への相談や自分で情報収集するだけではわからないこと、限界もあると思います。
そこでおすすめのツールを2つ紹介します。

まずは、大学のキャリアセンターです。
卒業した後もキャリアセンターを使えるという大学は多いのではないでしょうか?
筆者が通った日本の早稲田大学、UKのゴールドスミス大学はどちらも卒業してからも使えました。

履歴書の添削や面接練習のサポート、その大学の学生向けの説明会・イベントなども開催しています。
一般的な就活サイトやアプリよりも、キャリアセンターの方が、その大学の学生をターゲットにしたサービスを用意していますし、より親身になってくれるので良いと思います。


もう1つは、就活支援エージェントです。
興味がある企業のウェブサイトから応募するのも良いですが、就活支援エージェントを介すと自分の志向とマッチした企業を紹介してくれるので、より効率よく選考に進めます。

特に、ConectJobのような海外大生に特化したエージェントは、海外大生の強みを活かせるグローバル志向の企業も多いです。同時に、海外大生であるがゆえの就活の悩みなども理解してもらえます。

就活・キャリアについて気軽に話せる人が欲しいという海外大生の方は、ぜひ一度Connect Jobのコンサルタントとのキャリアカウンセリング(無料・オンライン)を受けてみてください。


以上2つのように、マス向けの就活ツールだけでなく、自分の属性に特化したサービスを使うと効率的に就活を進められるので、みなさんも自分に合ったものを探してみてください!


それでは、大学院卒業後にどう就活を進めたのかシェアしたいと思います。

まず前提として、筆者は日本の大学を卒業してから海外大学院に進学し、周りの友人がすでに日本の就活をしていたので、就活の勝手がわかっていました。

ESや面接でどんなことを聞かれるのか、ガクチカとは何かといったことも知っていましたし、なんなら大学4年の時はWebテストの勉強など、友人の就活を手伝っていました。

そのため、いざ日本で就活を始めるという時に、どこから手を付けたらいいのかわからないということは幸いなく、また、日本の友人が就活の先輩となって彼らの経験談や自己分析のやり方などアドバイスももらえました。

しかし、この記事を読んでいる海外大生の中には、長く海外に在住しているなどの理由で日本の就活事情を全く知らない方もいるかと思います。
その場合は、日本の就活スタイルやカルチャー的な情報のリサーチが必要になるかもしれません。

海外大留学生.comでは、日本の就活tipsの記事もたくさん載せているので、ぜひ見てみてください。


■ギャップイヤー期間中はインターンをする人が多い

海外では、ギャップイヤーを取るのが当たり前であるのと同様、在学中や卒業後にインターンをする学生も非常に多いです。
一定期間だけ経験を積んでやめる人もいれば、インターンとして入った企業でそのままフルタイムになる人もいます。

筆者も、面接や説明会だけ聞いていきなりどこかの企業に入るより、インターンを通じてその仕事・企業・業界のミスマッチを防ぎたい、また「社会人として働く」事がどんなものかも知りたいと思っていました。

また、大学院を卒業しているので時間はたっぷりありますが、毎日1日中就活をしても気がめいってしまうと思ったので、だったらアルバイトではなく経験の積めるインターンをしようと思いました。

実際今インターンとして働いていて、学生の時には出会えなかった人と出会えたり、経験やスキルを身に着けたりできて楽しいですし、自分の就活にもプラスになっていると思います。

※筆者のインターン先では、海外大学に通う学生を対象に長期有給インターン生を募集しています!ご興味ある方は是非!(詳細はこちら


■就活で役に立ったツール

友人への相談や自分で情報収集するだけではわからないこと、限界もあると思います。
そこでおすすめのツールを2つ紹介します。

まずは、大学のキャリアセンターです。
卒業した後もキャリアセンターを使えるという大学は多いのではないでしょうか?
筆者が通った日本の早稲田大学、UKのゴールドスミス大学はどちらも卒業してからも使えました。

履歴書の添削や面接練習のサポート、その大学の学生向けの説明会・イベントなども開催しています。
一般的な就活サイトやアプリよりも、キャリアセンターの方が、その大学の学生をターゲットにしたサービスを用意していますし、より親身になってくれるので良いと思います。


もう1つは、就活支援エージェントです。
興味がある企業のウェブサイトから応募するのも良いですが、就活支援エージェントを介すと自分の志向とマッチした企業を紹介してくれるので、より効率よく選考に進めます。

特に、ConectJobのような海外大生に特化したエージェントは、海外大生の強みを活かせるグローバル志向の企業も多いです。同時に、海外大生であるがゆえの就活の悩みなども理解してもらえます。

就活・キャリアについて気軽に話せる人が欲しいという海外大生の方は、ぜひ一度Connect Jobのコンサルタントとのキャリアカウンセリング(無料・オンライン)を受けてみてください。


以上2つのように、マス向けの就活ツールだけでなく、自分の属性に特化したサービスを使うと効率的に就活を進められるので、みなさんも自分に合ったものを探してみてください!











(3)ギャップイヤーのメリットデメリット

(3)ギャップイヤーのメリットデメリット

以上の経験・背景を踏まえて、筆者が思う卒業〜就職までのギャップイヤーのメリットデメリットをまとめます。


■メリット

①留学生活を最大限に満喫できる

「【イギリス大学院留学】充実した留学生活を送るためには?就活と学業の両立Tips紹介」の記事でも書きましたが、筆者はロンドンの大学院に留学しているからこそ経験できることをめいっぱいしたいと考えていました。

就活がなかったおかげで、大学院での研究も海外生活での楽しい経験も、どちらも心の底から全力でやりきることができました。

②時間をかけて就活をできる

ありがたいことに、私の両親は「やりたい仕事はゆっくり時間をかけて見つけた方がいい」と言ってくれています。

焦って物事を決めると客観的な判断ができないし、「ここがいい」ではなく「ここでいいや」で会社を決めていたら、入社した後に後悔するのではないかなと思います。

③ギャップイヤー期間にしかできない、豊かな経験ができる

筆者は今インターン生として働きながら「自分はこういう仕事に興味あるな」だけでなく、「こういう仕事・企業は嫌だな」ということにも気づけています。

これは、勉強や人から話を聞いただけでは分からなかった、実際に働くという経験をしているから気づけたことだなと思っています。

ギャップイヤーという、「学生」でも「社会人」でもないフリーな身かつ時間に余裕があるからこそできる経験があり、それが就活にもプラスにつながると考えています。


■デメリット

デメリットは、既卒学生のエントリーを受け付けていない企業も一部あるため、選択肢が狭まる可能性があることです。

浪人や休学などで大学入学前・在学中にブランクがあっても「新卒」としてエントリーができるのに、なんで学位を修了した方が卒業していない学生より不利になるんだと、面倒くささを感じることは正直多々あります。

ただ、筆者は「既卒」だからという非合理的理由で応募を受け付けないような会社は、入社しても価値観が合わないだろうから、むしろこちらからお断りだと思うようにしています(笑)


以上の経験・背景を踏まえて、筆者が思う卒業〜就職までのギャップイヤーのメリットデメリットをまとめます。


■メリット

①留学生活を最大限に満喫できる

「【イギリス大学院留学】充実した留学生活を送るためには?就活と学業の両立Tips紹介」の記事でも書きましたが、筆者はロンドンの大学院に留学しているからこそ経験できることをめいっぱいしたいと考えていました。

就活がなかったおかげで、大学院での研究も海外生活での楽しい経験も、どちらも心の底から全力でやりきることができました。

②時間をかけて就活をできる

ありがたいことに、私の両親は「やりたい仕事はゆっくり時間をかけて見つけた方がいい」と言ってくれています。

焦って物事を決めると客観的な判断ができないし、「ここがいい」ではなく「ここでいいや」で会社を決めていたら、入社した後に後悔するのではないかなと思います。

③ギャップイヤー期間にしかできない、豊かな経験ができる

筆者は今インターン生として働きながら「自分はこういう仕事に興味あるな」だけでなく、「こういう仕事・企業は嫌だな」ということにも気づけています。

これは、勉強や人から話を聞いただけでは分からなかった、実際に働くという経験をしているから気づけたことだなと思っています。

ギャップイヤーという、「学生」でも「社会人」でもないフリーな身かつ時間に余裕があるからこそできる経験があり、それが就活にもプラスにつながると考えています。


■デメリット

デメリットは、既卒学生のエントリーを受け付けていない企業も一部あるため、選択肢が狭まる可能性があることです。

浪人や休学などで大学入学前・在学中にブランクがあっても「新卒」としてエントリーができるのに、なんで学位を修了した方が卒業していない学生より不利になるんだと、面倒くささを感じることは正直多々あります。

ただ、筆者は「既卒」だからという非合理的理由で応募を受け付けないような会社は、入社しても価値観が合わないだろうから、むしろこちらからお断りだと思うようにしています(笑)











(4)ギャップイヤーを取ってよかった!

(4)ギャップイヤーを取ってよかった!

以上、メリットデメリットの両方ありますが、筆者は卒業してから就活という選択に全く後悔していません。むしろ、そうでなかったら勉強も就活もできなかっただろうなと思います。

あくまで筆者の考えですが、ギャップイヤーを取るか取らないか、どのタイミングで取るかどうかは、その人の性格でも合う合わないがあるのではないかなと思います。

留学中に就活をしなかった理由でも書いたように、私には大学院の研究と就活の同時並行が難しいと感じましたが、複数のことを同時にできる器用な方だったらできるのかもしれません。

また、ギャップイヤーというみんなとは異なる道を歩むことにも「人と違う経験ができるって面白い!」と思うタイプです。

こういった筆者の性格を踏まえると、ギャップイヤーを取って就活をするというスタイルが自分には向いていたのではないかなと思います。


以上、メリットデメリットの両方ありますが、筆者は卒業してから就活という選択に全く後悔していません。むしろ、そうでなかったら勉強も就活もできなかっただろうなと思います。

あくまで筆者の考えですが、ギャップイヤーを取るか取らないか、どのタイミングで取るかどうかは、その人の性格でも合う合わないがあるのではないかなと思います。

留学中に就活をしなかった理由でも書いたように、私には大学院の研究と就活の同時並行が難しいと感じましたが、複数のことを同時にできる器用な方だったらできるのかもしれません。

また、ギャップイヤーというみんなとは異なる道を歩むことにも「人と違う経験ができるって面白い!」と思うタイプです。

こういった筆者の性格を踏まえると、ギャップイヤーを取って就活をするというスタイルが自分には向いていたのではないかなと思います。











5.ギャップイヤーを取るか悩んでいる学生に伝えたいこと

5.ギャップイヤーを取るか悩んでいる学生に伝えたいこと

筆者がギャップイヤーを実際に取ってみて感じたことをお伝えしてきましたが、それでもまだギャップイヤー取得について悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

そこで、以下ギャップイヤー取得に対する筆者の考えをシェアしたいと思います。
これを読んで、みなさんの悩み・モヤモヤを言語化して整理する助けになれば幸いです。


何をもって不利と捉えるか?

筆者は、ギャップイヤーが就活に不利になるかどうかは、一概には言い切れないと思っています。
なぜなら、自分のやりたいことや、歩みたい人生、理想とするキャリアパスによって変わるからです。

人生における自分の目標を達成するための過程・手段としてギャップイヤーがベネフィットになるのであれば、ギャップイヤーを取得をすることに何も問題はありません。

もちろん、卒業後新卒ですぐに入社することが自分の優先であったり、行きたい企業・業界が既卒を採用していないという場合は、ギャップイヤー取得は不利になる可能性が高いので正規のスケジュールで就活をすることをお勧めします。

逆に自分にとって今大事なのが勉強や学生生活など他のことであるならば、焦って就活をする必要はありません。

「ギャップイヤーは就活に不利?」という不安や焦りを感じているのであれば、なぜそのように感じるのか、一度立ち止まって考えてみるといいかもしれません。


自分の意志だけで決められるものではない

ギャップイヤーを取って就職を遅らせると、生活費などをその分保護者に頼ることになります。
そのため学生で収入がないのであれば、保護者の理解を得ることは必須です。

私の場合はありがたいことに、「やりたい仕事はじっくり時間かけて決めなさい、焦らなくていい」と親がギャップイヤー取得に理解を示してくれたため、卒業後の就活ができています。

しかし、全員が全員やりたいことをできるとも限らないはずです。
ご家庭によっては、猶予期間を取らずにまずは働き始めなくてはいけないかもしれません。

「ギャップイヤーを取得したい!」という強い思いがある方は、何のためにどうしてギャップイヤーを取りたいのかを説明することが大事です。


自分の考え方・やりたいこと次第

以上を踏まえ、ギャップイヤーを取るかどうかを決めるには、自分が何を目指すのか・自分のやりたいことは何かを知っておかなければいけません。

そうはいっても、学生時代にやりたいことが決まっている人はむしろ少ないのではないでしょうか。
そんな時は、とりあえず行動を起こすことが重要だと私は思います。

「やりたいことを見つける」ためのその行動が、「ギャップイヤーで色々な経験をしてみる」でもいいですし、「とりあえず就活」をしてみて自分の興味ある業界や企業を探すのもありだと思います。

ただ、やりたいこと探しにプレッシャーを感じすぎないでください。
私も大学院に行ってやっと自分の興味あることに気づきましたし、もっと年を取ってから見つける人もいます。
人それぞれタイミングは違うので、「行動を起こしたけどまだ見えてこなかった」としても焦らないでくださいね!


どんな選択をしても結果物事はいい方向にしか行かない!

ここまで読んでみて、まだ悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで、最後に「どんな状況にいても、物事は自分の考えよう次第で変わる」ということを伝えたいと思います。

ギャップイヤーを取って周りの学生より就職時期が遅くなっても、興味のある仕事を見つけられたり、その期間にしかできない人とは違う経験をできたのなら、その選択はプラスです。

逆に、順当に就活して第一志望の企業に受かったけど、入社したら合わずに転職する人もたくさんいます。これも見方を変えれば、より自分に合う仕事や企業を見つけるためのきっかけ・気づきになったと言えます。

また、学生のうちにギャップイヤーを取る余裕がなくても、とりあえず入ってみた会社で学べることもたくさんありますし、社会人になってから休職期間を取ることができるかもしれません。

つまりここで伝えたいのは、どんな選択をしても物事はいい方向に行くので、「あまり考えすぎないで大丈夫」ということです。遠回りしても時間がかかってもいいし、人生は後から軌道修正できます。
数か月後、数年後になってしまっても、最終的に自分のやりたいことにつながっていればいいと私は思っています。


筆者がギャップイヤーを実際に取ってみて感じたことをお伝えしてきましたが、それでもまだギャップイヤー取得について悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

そこで、以下ギャップイヤー取得に対する筆者の考えをシェアしたいと思います。
これを読んで、みなさんの悩み・モヤモヤを言語化して整理する助けになれば幸いです。


何をもって不利と捉えるか?

筆者は、ギャップイヤーが就活に不利になるかどうかは、一概には言い切れないと思っています。
なぜなら、自分のやりたいことや、歩みたい人生、理想とするキャリアパスによって変わるからです。

人生における自分の目標を達成するための過程・手段としてギャップイヤーがベネフィットになるのであれば、ギャップイヤーを取得をすることに何も問題はありません。

もちろん、卒業後新卒ですぐに入社することが自分の優先であったり、行きたい企業・業界が既卒を採用していないという場合は、ギャップイヤー取得は不利になる可能性が高いので正規のスケジュールで就活をすることをお勧めします。

逆に自分にとって今大事なのが勉強や学生生活など他のことであるならば、焦って就活をする必要はありません。

「ギャップイヤーは就活に不利?」という不安や焦りを感じているのであれば、なぜそのように感じるのか、一度立ち止まって考えてみるといいかもしれません。


自分の意志だけで決められるものではない

ギャップイヤーを取って就職を遅らせると、生活費などをその分保護者に頼ることになります。
そのため学生で収入がないのであれば、保護者の理解を得ることは必須です。

私の場合はありがたいことに、「やりたい仕事はじっくり時間かけて決めなさい、焦らなくていい」と親がギャップイヤー取得に理解を示してくれたため、卒業後の就活ができています。

しかし、全員が全員やりたいことをできるとも限らないはずです。
ご家庭によっては、猶予期間を取らずにまずは働き始めなくてはいけないかもしれません。

「ギャップイヤーを取得したい!」という強い思いがある方は、何のためにどうしてギャップイヤーを取りたいのかを説明することが大事です。


自分の考え方・やりたいこと次第

以上を踏まえ、ギャップイヤーを取るかどうかを決めるには、自分が何を目指すのか・自分のやりたいことは何かを知っておかなければいけません。

そうはいっても、学生時代にやりたいことが決まっている人はむしろ少ないのではないでしょうか。
そんな時は、とりあえず行動を起こすことが重要だと私は思います。

「やりたいことを見つける」ためのその行動が、「ギャップイヤーで色々な経験をしてみる」でもいいですし、「とりあえず就活」をしてみて自分の興味ある業界や企業を探すのもありだと思います。

ただ、やりたいこと探しにプレッシャーを感じすぎないでください。
私も大学院に行ってやっと自分の興味あることに気づきましたし、もっと年を取ってから見つける人もいます。
人それぞれタイミングは違うので、「行動を起こしたけどまだ見えてこなかった」としても焦らないでくださいね!


どんな選択をしても結果物事はいい方向にしか行かない!

ここまで読んでみて、まだ悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで、最後に「どんな状況にいても、物事は自分の考えよう次第で変わる」ということを伝えたいと思います。

ギャップイヤーを取って周りの学生より就職時期が遅くなっても、興味のある仕事を見つけられたり、その期間にしかできない人とは違う経験をできたのなら、その選択はプラスです。

逆に、順当に就活して第一志望の企業に受かったけど、入社したら合わずに転職する人もたくさんいます。これも見方を変えれば、より自分に合う仕事や企業を見つけるためのきっかけ・気づきになったと言えます。

また、学生のうちにギャップイヤーを取る余裕がなくても、とりあえず入ってみた会社で学べることもたくさんありますし、社会人になってから休職期間を取ることができるかもしれません。

つまりここで伝えたいのは、どんな選択をしても物事はいい方向に行くので、「あまり考えすぎないで大丈夫」ということです。遠回りしても時間がかかってもいいし、人生は後から軌道修正できます。
数か月後、数年後になってしまっても、最終的に自分のやりたいことにつながっていればいいと私は思っています。











6.おわりに

6.おわりに

こんな偉そうなことを書きつつ、筆者も皆さんと同じように不安や焦りを感じることはたくさんあります。

そんな時、友人に言われた「他人の人生の8ページと、自分の人生の3ページを比べても意味がない」という言葉を思い出しています。

ギャップイヤーについて話してきましたが、同時にこの記事を通して、「自分の人生と他人の人生を比較しない」ということもみなさんにお伝えしたいです。

とはいえ、焦るとつい人と比べてしまいますよね。
筆者はそんな時、誰かに相談すると非常に気持ちが楽になります。

ギャップイヤーを取る/取らないについても、一人で悩まず、是非家族や友人に相談してみてください。
みなさんが自分自身にとって納得のいく進路選択ができることを願っています。


こんな偉そうなことを書きつつ、筆者も皆さんと同じように不安や焦りを感じることはたくさんあります。

そんな時、友人に言われた「他人の人生の8ページと、自分の人生の3ページを比べても意味がない」という言葉を思い出しています。

ギャップイヤーについて話してきましたが、同時にこの記事を通して、「自分の人生と他人の人生を比較しない」ということもみなさんにお伝えしたいです。

とはいえ、焦るとつい人と比べてしまいますよね。
筆者はそんな時、誰かに相談すると非常に気持ちが楽になります。

ギャップイヤーを取る/取らないについても、一人で悩まず、是非家族や友人に相談してみてください。
みなさんが自分自身にとって納得のいく進路選択ができることを願っています。