「ガクチカ」=「学生時代に力を入れたこと」はESでも面接でもよく聞かれる質問です。この記事では、なぜガクチカを聞かれるのか?どんなエピソードを伝えればいいのか?海外大生のエピソード例とともに、具体的な準備方法まで詳しく解説します。
「ガクチカ」=「学生時代に力を入れたこと」はESでも面接でもよく聞かれる質問です。この記事では、なぜガクチカを聞かれるのか?どんなエピソードを伝えればいいのか?海外大生のエピソード例とともに、具体的な準備方法まで詳しく解説します。
1.企業はなぜガクチカを聞くのか
・日本の新卒採用の大きな特徴「ポテンシャル採用」
海外の場合は、選考前にあらかじめ職種が明記されているポジション別採用が一般的ですが、日本ではまだ多くの大手企業が総合職採用という、具体的な職種を明記しない形で採用をおこなっています。
ポテンシャル(総合職)採用の場合、業務に直結するスキルや経験よりも「自社が求める人物像にマッチしているか」「将来的に活躍できる可能性があるか」という観点で企業は見極めをおこないます。そのため各候補者の良さや強みを理解するために、過去の経験を深掘りしていくのです。
・ポテンシャル採用で重要視される「問題解決能力」「コミュニケーション能力」
ポテンシャル採用でチェックされる主なポイントは、問題解決能力、コミュニケーション能力、論理的思考力、目標達成力など、社会人として働くには欠かせない要素がどの程度あるかです。このスキルを判断するために必要な材料の一つが、ガクチカのエピソードとなります。
1.企業はなぜガクチカを聞くのか
・日本の新卒採用の大きな特徴「ポテンシャル採用」
海外の場合は、選考前にあらかじめ職種が明記されているポジション別採用が一般的ですが、日本ではまだ多くの大手企業が総合職採用という、具体的な職種を明記しない形で採用をおこなっています。
ポテンシャル(総合職)採用の場合、業務に直結するスキルや経験よりも「自社が求める人物像にマッチしているか」「将来的に活躍できる可能性があるか」という観点で企業は見極めをおこないます。そのため各候補者の良さや強みを理解するために、過去の経験を深掘りしていくのです。
・ポテンシャル採用で重要視される「問題解決能力」「コミュニケーション能力」
ポテンシャル採用でチェックされる主なポイントは、問題解決能力、コミュニケーション能力、論理的思考力、目標達成力など、社会人として働くには欠かせない要素がどの程度あるかです。このスキルを判断するために必要な材料の一つが、ガクチカのエピソードとなります。
2.ガクチカではどんなエピソードを伝えればいい?
・ガクチカ = チームで結果を出した経験
問題解決能力、コミュニケーション能力を示すためには
①何らかの課題に対して考え、行動し、結果に結びつけたこと
②他者とコミュニケーションを取りながら進めた経験であること
が必須となります。
インターンシップでの経験、Societyやサークルでの活動、部活、ボランティア、授業でのグループワーク、研究プロジェクトなど、題材にするトピックはなんでも構いませんが、上記2点が含まれているものを取り上げましょう。
・どんなガクチカが理想的?基本の構成をおさえる
ガクチカを分かりやすく伝えるためには、構成が肝心です。素晴らしい経験でも、結果までにどれだけ考えたか、行動したかが初めて聞く面接官に伝わらなければ意味がありません。
2.ガクチカではどんなエピソードを伝えればいい?
・ガクチカ = チームで結果を出した経験
問題解決能力、コミュニケーション能力を示すためには
①何らかの課題に対して考え、行動し、結果に結びつけたこと
②他者とコミュニケーションを取りながら進めた経験であること
が必須となります。
インターンシップでの経験、Societyやサークルでの活動、部活、ボランティア、授業でのグループワーク、研究プロジェクトなど、題材にするトピックはなんでも構いませんが、上記2点が含まれているものを取り上げましょう。
・どんなガクチカが理想的?基本の構成をおさえる
ガクチカを分かりやすく伝えるためには、構成が肝心です。素晴らしい経験でも、結果までにどれだけ考えたか、行動したかが初めて聞く面接官に伝わらなければ意味がありません。
3.How To Prepare ガクチカの具体的なつくりかた
【基本の構成】
①どんな活動で、何を担当し、何を成し遂げたのか
②その過程での課題や問題点
③課題に対する自身の取り組みや施策
④結果と学び、今後社会人として経験をどう活かすか
この構成を意識して、ES・面接での回答を作成してみましょう。
・経験の棚卸し(自己分析)
これまでの経験を振り返って、ガクチカとして話せそうなエピソードを探しましょう。
・構成する
基本の構成に則って、経験を記載してみましょう。
・300~500文字にまとめる
ESでは、400文字程度でガクチカをまとめることが一般的です。まずは300~500文字以内でまとめることを目標に体裁を整えてみましょう。
・面接でのトークを練習する
ガクチカはESだけではなく、面接でもよく聞かれます。
用意したガクチカを自分の言葉で話せるよう、練習してみましょう。
3.How To Prepare ガクチカの具体的なつくりかた
【基本の構成】
①どんな活動で、何を担当し、何を成し遂げたのか
②その過程での課題や問題点
③課題に対する自身の取り組みや施策
④結果と学び、今後社会人として経験をどう活かすか
この構成を意識して、ES・面接での回答を作成してみましょう。
・経験の棚卸し(自己分析)
これまでの経験を振り返って、ガクチカとして話せそうなエピソードを探しましょう。
・構成する
基本の構成に則って、経験を記載してみましょう。
・300~500文字にまとめる
ESでは、400文字程度でガクチカをまとめることが一般的です。まずは300~500文字以内でまとめることを目標に体裁を整えてみましょう。
・面接でのトークを練習する
ガクチカはESだけではなく、面接でもよく聞かれます。
用意したガクチカを自分の言葉で話せるよう、練習してみましょう。
4.ガクチカの例
・Societyでの活動
私が学生時代に力を入れたのはJapan Soceityの活動で、リーダーとしてイベント集客を前年比の1.5倍にしたことです。 団体では日本文化を広めることを活動目的として、集客数を増やすことを目標にイベントを複数回開催しました。チームワークを保ち円滑にイベント進行するよう努めていましたが、メンバー間の意見の食い違いに直面しました。目標と施策について共通認識を持つことが大事だと考え、メンバー全員で話し合う場を定期的に設けました。結果、今までは私がアイデアを出すことが多かったのですが、話し合いの中で他メンバーからも提案が出るようになりました。会う回数が増えたことで自然とチームの団結力も高まり、イベント数でも集客数でも昨年を大きく超える1.5倍を達成できました。この経験から目標をチーム内で共有し、コミュニケーションをとることで個人で考えるよりはるかに大きなアウトプットを出せることを学びました。
・インターン
学生時代に力を入れたことは、スタートアップ企業のインターンシップで営業として成約率を1.5倍に向上させたことです。最初は営業アシスタントとして活動していましたが、作成した提案資料を評価いただき、営業のアポイント担当を任されることになりました。新たな役割でも会社に貢献したいと思い、社員の方に話を聞いたところ、提案後に成約に結び付きづらい点が全社的課題だと知りました。そこで自社製品を適切なクライアントに訴求できていない点が課題であると考え、まずは自社製品が提供できる価値や競合よりも優れている部分を調べ上げ、自社製品に魅力を感じてくれそうなクライアントにアポイントを積極的に取り、商談や資料提供を行いました。結果、提案時点でニーズの高い顧客と話をすることができるようになり、成約率が1.5倍に向上しました。この経験から、相手や市場をしっかりと把握したうえで営業活動に臨むことが全体の成果を向上させることにつながると学びました。
・部活動
学生時代に力を入れたことは、留学先で野球チームのキャプテンを担い、リーグ優勝を果たしたことです。私は幼少期から野球をしており後輩指導も行った経験があったため、留学先でもその経験を活かしたいと思い、現地のチームに所属しました。自分が引退するまでにリーグ優勝することを目標としましたが、イギリスでは野球はメジャーなスポーツではないため経験者が少ないこと、参加者のレベルや目標にばらつきがあることが課題でした。そこで、レベルに関係なく取り組みやすいメニューを考案したり、チームメイトが練習外でも集まる場を定期的に設けたり、練習試合の数を増やすなど、全面的な活動内容の見直しを行いました。結果的に結束力が高まり、自然と練習の時間も増え、チーム全体がリーグ優勝を目指すマインドに代わり、見事優勝を果たすことができました。この経験から、目標の共有とチーム内のコミュニケーションの大切さを学びました。
4.ガクチカの例
・Societyでの活動
私が学生時代に力を入れたのはJapan Soceityの活動で、リーダーとしてイベント集客を前年比の1.5倍にしたことです。 団体では日本文化を広めることを活動目的として、集客数を増やすことを目標にイベントを複数回開催しました。チームワークを保ち円滑にイベント進行するよう努めていましたが、メンバー間の意見の食い違いに直面しました。目標と施策について共通認識を持つことが大事だと考え、メンバー全員で話し合う場を定期的に設けました。結果、今までは私がアイデアを出すことが多かったのですが、話し合いの中で他メンバーからも提案が出るようになりました。会う回数が増えたことで自然とチームの団結力も高まり、イベント数でも集客数でも昨年を大きく超える1.5倍を達成できました。この経験から目標をチーム内で共有し、コミュニケーションをとることで個人で考えるよりはるかに大きなアウトプットを出せることを学びました。
・インターン
学生時代に力を入れたことは、スタートアップ企業のインターンシップで営業として成約率を1.5倍に向上させたことです。最初は営業アシスタントとして活動していましたが、作成した提案資料を評価いただき、営業のアポイント担当を任されることになりました。新たな役割でも会社に貢献したいと思い、社員の方に話を聞いたところ、提案後に成約に結び付きづらい点が全社的課題だと知りました。そこで自社製品を適切なクライアントに訴求できていない点が課題であると考え、まずは自社製品が提供できる価値や競合よりも優れている部分を調べ上げ、自社製品に魅力を感じてくれそうなクライアントにアポイントを積極的に取り、商談や資料提供を行いました。結果、提案時点でニーズの高い顧客と話をすることができるようになり、成約率が1.5倍に向上しました。この経験から、相手や市場をしっかりと把握したうえで営業活動に臨むことが全体の成果を向上させることにつながると学びました。
・部活動
学生時代に力を入れたことは、留学先で野球チームのキャプテンを担い、リーグ優勝を果たしたことです。私は幼少期から野球をしており後輩指導も行った経験があったため、留学先でもその経験を活かしたいと思い、現地のチームに所属しました。自分が引退するまでにリーグ優勝することを目標としましたが、イギリスでは野球はメジャーなスポーツではないため経験者が少ないこと、参加者のレベルや目標にばらつきがあることが課題でした。そこで、レベルに関係なく取り組みやすいメニューを考案したり、チームメイトが練習外でも集まる場を定期的に設けたり、練習試合の数を増やすなど、全面的な活動内容の見直しを行いました。結果的に結束力が高まり、自然と練習の時間も増え、チーム全体がリーグ優勝を目指すマインドに代わり、見事優勝を果たすことができました。この経験から、目標の共有とチーム内のコミュニケーションの大切さを学びました。
5.ガクチカは企業別に変えたほうがいい?
ガクチカは自分の特徴や良さを表現するストーリーです。企業によってアピールポイントを変えるためにエピソードを変えることも問題ありませんが、同じエピソードを使っても大丈夫です。
不安な方は、2~3つあらかじめエピソードを用意しておくと「あなたの強みはなんですか」など他の質問の際にそのエピソードを話すこともできますよ。
5.ガクチカは企業別に変えたほうがいい?
ガクチカは自分の特徴や良さを表現するストーリーです。企業によってアピールポイントを変えるためにエピソードを変えることも問題ありませんが、同じエピソードを使っても大丈夫です。
不安な方は、2~3つあらかじめエピソードを用意しておくと「あなたの強みはなんですか」など他の質問の際にそのエピソードを話すこともできますよ。
6. まとめ
ガクチカのイメージはつかめましたか?
もし添削をしてほしいという方は、Connect Jobのコンサルタントとのキャリアカウンセリングでいつでも添削を依頼することができるので、気軽に予約してみてください。自分の経験を最大限アピールできるよう、しっかりと準備を進めましょう!