海外での大学生活を経験し、このまま現地で就職するのか、もしくは日本に戻って就職するのか、悩む方もいるのではないでしょうか。就活スケジュールを組む前に、まずは現地での就職活動と日本での就職活動での違いを確認し、どちらを軸に就活するのかを決めましょう！

①現地就職

大学生活を海外で送ったことで自分にフィットするカルチャーや働き方を見つけ、海外で現地就職したいと考える人もいるでしょう。国にもよりますが、外国人労働者のビザ取得条件などから、現地就職のハードルは高めであるという事を考慮する必要があります。また基本的には即戦力となるスキルや技術を持つ人材が求められるのが一般的です。

②日本就職

ビジネスでの経験が少ないことを前提として、将来性や人間性を重視した日本特有の新卒採用は海外大生にも該当します。海外で仕事をしたいと思っている方でも、まずは日本でキャリアを積み上げ、その後駐在員などグローバルな活躍を目指す方もいますし、実際にそのようなキャリアを築いた先輩は多数存在します。

今回は、②の日本就職に向けたスケジュールについて具体的にお話ししていきます。

海外大生の就職活動はこちらの記事にもあるように、”秋”がメインです。

海外大生必見！就活スケジュール　就職活動はいつ始めればいい？

秋に行われることは、主に4つあります。

●セミナー / 座談会

コロナ禍の影響もあり、オンラインでセミナーや座談会を開催することが増えました。Connect Jobでも海外大生に特化したオンラインセミナー・座談会*が毎秋に多数開催されています。会社説明やQ&Aが主な内容です。情報収集の機会が少ない海外大生にとっては、事業内容の理解や志望理由の作成に非常に役立つので、可能な限り参加することをおすすめします。

*Connect Jobのセミナー・座談会について詳しく知りたい方は、こちらのオンライン個別面談（無料）からご紹介可能です。

●選考会 (就活学年対象)

興味のある企業の応募ページを見て、締切や選考フローを確認しましょう。選考情報は、基本的に9月中にはオープンします。なお外資系企業や総合商社などは、最終学年だけではなくその一つ下の学年も選考対象にしているケースがあるため、応募ページをチェックしてみましょう。また面接だけではなくSPIなどのテスト受験の有無を確認し、必要であればテスト形式に合わせて早めの対策をすることをオススメします。Connect Jobでは各社の選考情報や選考時のポイントを網羅的に把握しているので、不安がある方は一度個別面談で相談してみるとよいでしょう。

●オンキャンパスリクルーティング

海外現地の大学で開催される企業説明会・選考会などを行うことを指します。企業が自社に合う学生を採用する目的で採用担当者が直接大学を訪問し、主に学内で採用担当者と学生が面接をする機会が作られます。日本人学生が多い大学には企業が訪問する可能性が高いため、ご自身の大学でオンキャンパスリクルーティングが行われるか、ぜひ確認してみてください。

【探し方】

大学内の日本人学生団体（Japanese Student Association＝JSAやJapanese Societyなど）に問い合わせてみましょう。有益な情報を得られる可能性が高いです。

●インターンシップ選考 (最終学年以外)

まだ就職活動する学年ではないという方でも、一部の企業で翌年に行われるインターンシップの選考会が開催されます。特に長期間のインターンシップは実務に携わるケースが多く、自分のキャリアを考える良い機会になります。

最後に、実際に就職活動を経験した海外大生の先輩達からよく聞く声を一部ご紹介します。

「学業と並行してWebテストや面接対策をするのは、思った以上に時間が足りないと感じた」

→対策方法

過去の選考フローやWebテストはあらかじめ確認しておきましょう。またConnect Jobを利用すれば、面接対策はもちろん、いつまでに何をしておくべきかのスケジュールにも相談に乗ります。

「海外現地開催のキャリアフォーラムが大学の試験と重なった」

→対策方法

他の機会にオンラインで選考に参加できるものがないか探してみてください。また現地選考とオンライン選考のハイブリットで受け付けている企業も存在するので、現地開催されるイベントでも各社の選考プロセスを確認してみましょう。

「時差のせいで、早朝や深夜に面接を受けることになり体力的にキツかった」

→対策方法

Connect Jobの選考では居住国に応じて、可能な限り面接日程の調整をおこないます。有効活用しましょう！

▶海外大生専任コンサルタントへの個別相談（無料）

何度も言いますが、海外大生の就活メインシーズンは「秋」です。セミナー・座談会・選考会・オンキャンパスリクルーティングなどイベントが盛りだくさんなので、必要な情報を積極的に収集して絶好の機会を逃さないようにしましょう！