・インターンは「職業体験」を気軽にできる場

１日～１週間と短期間のインターンから、数か月から年単位のインターンまで様々な期間のインターンがありますが、共通してどのインターンシップでもその職業を疑似体験することができます。

就職活動の前段階で、なりたい職種（営業、エンジニア、コンサルタントなど）について理解が深まったり、かかわったことのない業界のイメージをつかんだりするには絶好のチャンスといえます。実際に働くイメージが湧かないという方、ビジネス感覚を磨きたい方、海外生活が長く日本企業で働くことを体験したい方はぜひ活用したい機会です。

・ガクチカのエピソードとして話すこともできる

長期間のインターンシップに参加する場合、何らかの役割やタスクを任されたり、自分から社員の人へ改善提案をしたりする機会もあります。ある程度結果を残すことができれば、その経験をそのままガクチカ（学生時代に力を入れたこと）のエピソードとして面接で話すこともできます。

・外資や理系などのポジション別採用の場合、インターンでの経験やスキルをPRできる

外資系のポジション別採用や理系の研究職の場合は、インターンでの経験を直接フルタイム選考の場でPRし、就職に繋げることも可能です。具体的にやりたい仕事、就きたいポジションがある場合は、戦略的にインターン先を選んで経験を積んでいくのも１つの方法です。

・長期インターンと短期インターン

インターンシップには、実務をおこなう長期のインターンシップはもちろん、企業や業界理解を深めることができる１日～1週間程度の短期インターンシップがあります。

長期インターンシップ：有給のインターンとして社員と一定期間仕事を体験することが可能
短期インターンシップ：セミナーのみのインプットだけではなく、グループワーク等を通じて企業の事業や社風を理解することに有効

・インターンの時期は？

日本国内の大学に所属している大学生は学業のすきま時間を利用してインターンを経験することもありますが、海外大生にとっては学業に時間を取られることが多く、さらに時差もあるなかで学期中にインターンシップを経験することはかなり大変だと思います。多くの海外大生が冬や夏の長期休暇を活用して、日本企業でのインターンに参加しています。

・オンライン？オフライン？

これまではオフラインでのインターンが主流でしたが、新型コロナウイルスの影響で多くの企業がリモートワークを取り入れたことでオンラインでもインターンシップもしやすい環境となりました。特にスタートアップやIT企業など、リモートワークを取り入れやすい業界・企業はオンラインでのインターンに積極的です。
募集ページに記載がない場合も一度相談してみると良いでしょう。

・どんなインターンが自分に合うのか

どのようなインターンに参加するかは、目的によって異なります。
働くイメージが湧かず、どんな仕事が自分に合うかわからない　→　興味のある職種を長期インターンで経験してみる
開発学、国際関係学などビジネスに直結しない学問を専攻している　→　長期間のインターンでビジネスに携わる経験を積む
金融業界って実際にどんな仕事をするのか知りたい　→　事業内容を垣間見れる短期インターンに参加
将来は絶対にエンジニアになりたいので学生時代に開発経験を積みたい　→　エンジニアの現場で実際に活躍できる長期インターンを探す

まずは自分がインターンに参加したい理由がどこにあるのかを考え、目的に沿ったインターン選びをしてみましょう。

・最低限の履歴書と志望動機

インターンシップの際も、必要書類として履歴書を求められることが多いため、まずは履歴書を用意しましょう。日系企業へ応募する場合は、日本語の履歴書を提出するのが一般的です。

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志望動機に関してはフルタイムの選考ほど深くは聞かれないのがほとんどですが、そのインターンになぜ応募したのか、やってみたい業務内容などを面接で話すようにしましょう。

・どこから応募する？

Connect Jobのようなエージェントサービスや、企業のホームページなど、様々なサイトから応募することが可能です。目的や業界によって活用できるサイトやツールには違いがあるので、詳しい情報が知りたい方はConnect Jobのコンサルタントに一度相談してみるのがおすすめです。

インターン選びのポイントは整理できましたか？

自分にとって必要な経験を１つずつ積んでいくことで将来やりたい事が見えてくるが大いにあると思います。具体的にキャリアがイメージできない方はまず始めの一歩を踏み出してみましょう！