海外大生就活体験記vol.1 ~総合商社編~「面接では真実よりも正解をいうセンスが大事。説得力を持たせることをとにかく意識しました」
海外大生就活体験記vol.1 ~総合商社編~「面接では真実よりも正解をいうセンスが大事。説得力を持たせることをとにかく意識しました」
海外大生の就活体験インタビュー第1弾! 今回は、総合商社へこれから就職する海外大生のインタビューです!現在は世界ランクTop10に入るイギリスの大学で経済学を専攻しているRさんに話を伺いました。 高校時代から単身留学、大学ではJapan Society代表など高い行動力とリーダーシップを持ち合わせているRさん。経験の深堀りはもちろん、面接での伝え方への強いこだわりと表現力が、言葉一つ一つの説得力を高めています。総合商社の選考をどうやって取り組んだか、詳しくお聞きしました。
海外大生の就活体験インタビュー第1弾! 今回は、総合商社へこれから就職する海外大生のインタビューです!現在は世界ランクTop10に入るイギリスの大学で経済学を専攻しているRさんに話を伺いました。 高校時代から単身留学、大学ではJapan Society代表など高い行動力とリーダーシップを持ち合わせているRさん。経験の深堀りはもちろん、面接での伝え方への強いこだわりと表現力が、言葉一つ一つの説得力を高めています。総合商社の選考をどうやって取り組んだか、詳しくお聞きしました。
-----
1.1年生の冬の説明会を皮切りに、就活をスタート
――就活はいつから始めて、まず何から着手しましたか?
Rさん:説明会、懇親会に出るところから始めました。1年生の冬から春にかけてキャンパスリクルーティングで説明会に参加したのがきっかけです。
全体のスケジュールとしては、1年生から2年生の終わりにかけて就活して、2年生が終わった夏休みに帰国したタイミングで最終面接を受けて、内定をいただきました。(※Rさんの場合は3年制の大学に所属。4年制大学の場合、3年生時終了のタイミングで内定が出たということになります。)
先輩と接点を持つのは、海外大生にとって最初のハードルだと思いますが、キャンパスリクルーティングで企業の方や日本で就職予定の学生と会う機会を作ることができました。また大学内の日本人コミュニティの関係性が強かったので、そこで日本就職を目指す仲間と知り合えました。
――就活を始めた時期も、終えた時期も早かったんですね。どんな業界を受けていましたか?また就活の軸を教えていただけますか?
Rさん:総合商社をメインに全部で5社くらいしか受けてないので、業界を絞るというより企業を比較して魅力的なところを受ける方法を取っていました。
就活の軸は、国内外の転勤があること、大規模な調整役にまわれること、社会価値と経済価値の両立ができて世界でも存在感があるような企業に入りたいなと思っていました。また、「人」という軸も大事にしていて「この人たちと働きたい」「この人たちを見て自分も成長したい」と思えるようなところに絞りました。
――商社という業界に興味を持った背景は?
Rさん:総合商社自体は就活をするまでよく知らなかったんですが、色んな業界に携われること、配属先で専門性を高めていくこと、転勤があること、福利厚生が整っていることが魅力でした。総合商社の場合、国内選考と海外大選考がありますが、海外経験が長い自分の特徴を生かして海外選考のみに絞って受けました。
-----
1.1年生の冬の説明会を皮切りに、就活をスタート
――就活はいつから始めて、まず何から着手しましたか?
Rさん:説明会、懇親会に出るところから始めました。1年生の冬から春にかけてキャンパスリクルーティングで説明会に参加したのがきっかけです。
全体のスケジュールとしては、1年生から2年生の終わりにかけて就活して、2年生が終わった夏休みに帰国したタイミングで最終面接を受けて、内定をいただきました。(※Rさんの場合は3年制の大学に所属。4年制大学の場合、3年生時終了のタイミングで内定が出たということになります。)
先輩と接点を持つのは、海外大生にとって最初のハードルだと思いますが、キャンパスリクルーティングで企業の方や日本で就職予定の学生と会う機会を作ることができました。また大学内の日本人コミュニティの関係性が強かったので、そこで日本就職を目指す仲間と知り合えました。
――就活を始めた時期も、終えた時期も早かったんですね。どんな業界を受けていましたか?また就活の軸を教えていただけますか?
Rさん:総合商社をメインに全部で5社くらいしか受けてないので、業界を絞るというより企業を比較して魅力的なところを受ける方法を取っていました。
就活の軸は、国内外の転勤があること、大規模な調整役にまわれること、社会価値と経済価値の両立ができて世界でも存在感があるような企業に入りたいなと思っていました。また、「人」という軸も大事にしていて「この人たちと働きたい」「この人たちを見て自分も成長したい」と思えるようなところに絞りました。
――商社という業界に興味を持った背景は?
Rさん:総合商社自体は就活をするまでよく知らなかったんですが、色んな業界に携われること、配属先で専門性を高めていくこと、転勤があること、福利厚生が整っていることが魅力でした。総合商社の場合、国内選考と海外大選考がありますが、海外経験が長い自分の特徴を生かして海外選考のみに絞って受けました。
------
2.「真実よりも正解をいうセンス」を磨いて、面接での伝え方を試行錯誤
――総合商社の面接・選考の対策をするにあたって重視していたことはありますか?
Rさん:とにかく面接の練習をすることを意識しました。模擬面接や実際に面接をした時、できるだけ後から書き起こすようにしてました。練習では録音して書き起こしていて…これはどこかで読んだのですが、「真実よりも正解をいうセンスを磨く」ことを意識していました。
面接を振り返る時は、どこで話がウケたかなとか、相手の反応が良かったかな、と客観的に見ながら表現を見直して、次の面接ではさらっと理想の回答を言えるようになるまで練習しました。
――「真実よりも正解をいうセンスを磨く」というのは名言ですね!「正解」はどのように探っていったんでしょう?
Rさん:例えば、私は高校時代から留学していたので「海外で就職しないのか」という質問をよく受けました。心の内では「英語よりも日本語をメインで使って働きたい」と思っていたんですが、少し言い方を変えて正解に寄せていました。実際の面接では「市場価値が高いところで働きたい」「自分の市場価値を上げて働きたい」と伝えるといい反応が得られたので、そのように細かい所を少しずつ磨いていきました。
――自分のエピソードの伝え方が正しいか、認識が一致するのかを試行錯誤されていったんですね。
Rさん:日常でも、自分の説明をする時に「どうするのが一番わかりやすいか」を考えていました。たまに自分の言ったことをまとめてくださる面接官がいて、その要約を聞くと「なるほど、そこが印象に残るのか!」と発見もあったので、それを元に印象に残るか残らないかを判断していました。
――総合商社の選考ではケース面接も受けたと思いますが、その点は何か対策をしましたか?
Rさん:有名な対策本を使って対策していました。経済学部でケース面接のようなことも普段からしていたので、それを活かしてオリジナリティを出していきました。
------
2.「真実よりも正解をいうセンス」を磨いて、面接での伝え方を試行錯誤
――総合商社の面接・選考の対策をするにあたって重視していたことはありますか?
Rさん:とにかく面接の練習をすることを意識しました。模擬面接や実際に面接をした時、できるだけ後から書き起こすようにしてました。練習では録音して書き起こしていて…これはどこかで読んだのですが、「真実よりも正解をいうセンスを磨く」ことを意識していました。
面接を振り返る時は、どこで話がウケたかなとか、相手の反応が良かったかな、と客観的に見ながら表現を見直して、次の面接ではさらっと理想の回答を言えるようになるまで練習しました。
――「真実よりも正解をいうセンスを磨く」というのは名言ですね!「正解」はどのように探っていったんでしょう?
Rさん:例えば、私は高校時代から留学していたので「海外で就職しないのか」という質問をよく受けました。心の内では「英語よりも日本語をメインで使って働きたい」と思っていたんですが、少し言い方を変えて正解に寄せていました。実際の面接では「市場価値が高いところで働きたい」「自分の市場価値を上げて働きたい」と伝えるといい反応が得られたので、そのように細かい所を少しずつ磨いていきました。
――自分のエピソードの伝え方が正しいか、認識が一致するのかを試行錯誤されていったんですね。
Rさん:日常でも、自分の説明をする時に「どうするのが一番わかりやすいか」を考えていました。たまに自分の言ったことをまとめてくださる面接官がいて、その要約を聞くと「なるほど、そこが印象に残るのか!」と発見もあったので、それを元に印象に残るか残らないかを判断していました。
――総合商社の選考ではケース面接も受けたと思いますが、その点は何か対策をしましたか?
Rさん:有名な対策本を使って対策していました。経済学部でケース面接のようなことも普段からしていたので、それを活かしてオリジナリティを出していきました。
-------
3.過去の経験・将来の目標との一貫性を持たせて、説得力のある志望動機に
――志望動機を話す時は、どんな伝え方を意識していましたか?
Rさん:自分の人生や小さな頃の経験を元に、大きな目標から逆算して、一貫性を持たせて、その途中に総合商社があると上手く説得力を持たせて話すのを意識してました。海外生活が長いということを伝える際には、海外と日本どちらのことも分かること、海外に出た時は単身留学がきっかけだったので、その時に特に発揮された行動力や目標達成のための実行力は再現性高めのエピソードだと思うので強調して伝えていました。
――他に、学生時代に力を入れたことや強みを聞かれた際に、何をアピールしていましたか?
Rさん:前提として、伝えるエピソードは全ての企業で統一しようと決めていたのでどんな企業にも通用しそうなガクチカを選びました。大学のJapan Societyのトップを務めていたので、コロナ禍で人と人を繋げたこと、孤独感を和らげる活動をしたという話をしました。自己PRでは、高校での単身留学について色々なエピソードを交えながら話しました。
――ガクチカに関しては、具体的に達成したことや、おこなった施策など、エピソードの説得力を高める素材が必要だと思うのですが、どのような工夫をされていましたか?
Rさん:具体的な活動の話をたくさん入れました。目標を質的(定性的)なものに置いておけば、達成したことも質的に言えるので、実際どれだけ大変だったのかを上手く伝えられるように準備していました。
また、その時の感情が伝わるように話しました。活動の結果、色んな人と繋がってその後のJapan Societyの活動の域を超えて繋がっていったんですよとか、エピソードをたくさん織り交ぜました。今振り返ると、その「やりがい」や「気持ちの部分」のエピソードも総合商社と相性がよかったのかもしれません。
-------
3.過去の経験・将来の目標との一貫性を持たせて、説得力のある志望動機に
――志望動機を話す時は、どんな伝え方を意識していましたか?
Rさん:自分の人生や小さな頃の経験を元に、大きな目標から逆算して、一貫性を持たせて、その途中に総合商社があると上手く説得力を持たせて話すのを意識してました。海外生活が長いということを伝える際には、海外と日本どちらのことも分かること、海外に出た時は単身留学がきっかけだったので、その時に特に発揮された行動力や目標達成のための実行力は再現性高めのエピソードだと思うので強調して伝えていました。
――他に、学生時代に力を入れたことや強みを聞かれた際に、何をアピールしていましたか?
Rさん:前提として、伝えるエピソードは全ての企業で統一しようと決めていたのでどんな企業にも通用しそうなガクチカを選びました。大学のJapan Societyのトップを務めていたので、コロナ禍で人と人を繋げたこと、孤独感を和らげる活動をしたという話をしました。自己PRでは、高校での単身留学について色々なエピソードを交えながら話しました。
――ガクチカに関しては、具体的に達成したことや、おこなった施策など、エピソードの説得力を高める素材が必要だと思うのですが、どのような工夫をされていましたか?
Rさん:具体的な活動の話をたくさん入れました。目標を質的(定性的)なものに置いておけば、達成したことも質的に言えるので、実際どれだけ大変だったのかを上手く伝えられるように準備していました。
また、その時の感情が伝わるように話しました。活動の結果、色んな人と繋がってその後のJapan Societyの活動の域を超えて繋がっていったんですよとか、エピソードをたくさん織り交ぜました。今振り返ると、その「やりがい」や「気持ちの部分」のエピソードも総合商社と相性がよかったのかもしれません。
--------
4.面接で感じた、会社との相性のよさ
――これから入社する会社に最終的に決めたポイントは何でしたか?
Rさん:一番の決め手は、面接をしていく中で「自分と合うな」「自分の良さを出せそうだな」「ここは自分と相性がいいかもしれない」と思えたことです。これは面接を受けてみるまで分からないことでした。面接が始まる前は特に志望順位を決めず、ここから相性を見ていこうという感じで取り組んでいたので、面接を受ける中での感覚が決め手となりました。
――事前に業界内での企業の比較もしていたと思いますが、面接を受ける中で、感覚的な部分も含めて志望順位は上下しましたか?
Rさん:そうですね。結構志望順の変化はあったと思います。面接の中で、どこに焦点を当てた質問が来るかによって欲しい人材像も分かると思っていたので、それを見つつ、だからこそ同じエピソードを話してどのような違いが出てくるかも見ていました。それで自分のアピールしたいところと相手が聞いてきてくれるところが一致してたら、相性がいいかなと思っていました。
――総合商社の業界・企業研究で気を付けていたことや情報収集の際に役立ったことなどはありますか?
Rさん:情報量を集めることを意識してました。とにかくホームページを見たり、新聞を読んだりインタビュー記事や動画をたくさん見て、内容をまとめました。「君、この会社にいそうだね!」と言われるのがどういう人なのかを想像して企業を比べたりしていました。
--------
4.面接で感じた、会社との相性のよさ
――これから入社する会社に最終的に決めたポイントは何でしたか?
Rさん:一番の決め手は、面接をしていく中で「自分と合うな」「自分の良さを出せそうだな」「ここは自分と相性がいいかもしれない」と思えたことです。これは面接を受けてみるまで分からないことでした。面接が始まる前は特に志望順位を決めず、ここから相性を見ていこうという感じで取り組んでいたので、面接を受ける中での感覚が決め手となりました。
――事前に業界内での企業の比較もしていたと思いますが、面接を受ける中で、感覚的な部分も含めて志望順位は上下しましたか?
Rさん:そうですね。結構志望順の変化はあったと思います。面接の中で、どこに焦点を当てた質問が来るかによって欲しい人材像も分かると思っていたので、それを見つつ、だからこそ同じエピソードを話してどのような違いが出てくるかも見ていました。それで自分のアピールしたいところと相手が聞いてきてくれるところが一致してたら、相性がいいかなと思っていました。
――総合商社の業界・企業研究で気を付けていたことや情報収集の際に役立ったことなどはありますか?
Rさん:情報量を集めることを意識してました。とにかくホームページを見たり、新聞を読んだりインタビュー記事や動画をたくさん見て、内容をまとめました。「君、この会社にいそうだね!」と言われるのがどういう人なのかを想像して企業を比べたりしていました。
---------
5.就活スケジュールの前倒しで、学業との両立を実現する
――就職活動で、大変だったことや苦戦したことはありますか?
Rさん:学業との両立はかなり大変だったと思います。時差があるのと、学事スケジュールと就活スケジュールが合わなかったことで、結構睡眠時間を削るような生活をしていました。
自分の中で、複数企業を並行して受けないと決めていたので、だからこそ早く始めて良かったなと思います。志望度の低いところから始めて徐々に対策をして、最後に第一志望群を受けたり、2年生のうちに終わらせることを一つの目処にしつつ学業との両立ができるように受けていました。
――海外大生であれば学事スケジュールとの兼ね合いもありますし、現地就職を視野に入れている場合、就活時期を後ろ倒しにする方もいると思いますが、前倒ししたモチベーションやきっかけは何ですか?
Rさん:私が所属する学部は3年生に大きな試験があるので2年生のうちに終わらせておきたかったのが1つです。先輩は2年生とか、卒業の1年前に就活を終わらせる人が多かったので、それを理想として掲げて、ダメだとしても3年生や卒業してからもできる、というのを保険にかけつつ頑張りました。1年生の時から先輩の話を聞いて、自分の1年後の姿を間近で見れたことがいい刺激になったと思います。
---------
5.就活スケジュールの前倒しで、学業との両立を実現する
――就職活動で、大変だったことや苦戦したことはありますか?
Rさん:学業との両立はかなり大変だったと思います。時差があるのと、学事スケジュールと就活スケジュールが合わなかったことで、結構睡眠時間を削るような生活をしていました。
自分の中で、複数企業を並行して受けないと決めていたので、だからこそ早く始めて良かったなと思います。志望度の低いところから始めて徐々に対策をして、最後に第一志望群を受けたり、2年生のうちに終わらせることを一つの目処にしつつ学業との両立ができるように受けていました。
――海外大生であれば学事スケジュールとの兼ね合いもありますし、現地就職を視野に入れている場合、就活時期を後ろ倒しにする方もいると思いますが、前倒ししたモチベーションやきっかけは何ですか?
Rさん:私が所属する学部は3年生に大きな試験があるので2年生のうちに終わらせておきたかったのが1つです。先輩は2年生とか、卒業の1年前に就活を終わらせる人が多かったので、それを理想として掲げて、ダメだとしても3年生や卒業してからもできる、というのを保険にかけつつ頑張りました。1年生の時から先輩の話を聞いて、自分の1年後の姿を間近で見れたことがいい刺激になったと思います。
----------
6.OBOG訪問の事前準備が大事
――就職活動でやっておいて良かったなと思うことはありますか?
Rさん:OBOG訪問や、社会人の方を通じて色んな方を紹介していただいたりしたことは本当にやって良かったなと思います。準備する過程で調べて質問事項を事前に送っておくと決めていたので、その過程で勉強になることがとても多かったです。
コロナ禍で対面で訪問できる機会は限られていたのですが、志望企業で働いてる人からお話を聞けたのはとても役に立ちましたし、その企業の周辺の業界で働いている方、例えば官公庁や金融系の企業に勤めている方から話を聞くと外から見たその企業の印象も分かったので、やってよかったなと思います。
――OBOG訪問で特に意識して質問したことは何ですか?
Rさん:自分の軸である「人」を理解するために、周りにどういう人が多いか、など社風や人柄を意識して聞いていましたね。あとは具体的な業務内容を聞いて、さらにそれを深堀するような質問をしていました。
----------
6.OBOG訪問の事前準備が大事
――就職活動でやっておいて良かったなと思うことはありますか?
Rさん:OBOG訪問や、社会人の方を通じて色んな方を紹介していただいたりしたことは本当にやって良かったなと思います。準備する過程で調べて質問事項を事前に送っておくと決めていたので、その過程で勉強になることがとても多かったです。
コロナ禍で対面で訪問できる機会は限られていたのですが、志望企業で働いてる人からお話を聞けたのはとても役に立ちましたし、その企業の周辺の業界で働いている方、例えば官公庁や金融系の企業に勤めている方から話を聞くと外から見たその企業の印象も分かったので、やってよかったなと思います。
――OBOG訪問で特に意識して質問したことは何ですか?
Rさん:自分の軸である「人」を理解するために、周りにどういう人が多いか、など社風や人柄を意識して聞いていましたね。あとは具体的な業務内容を聞いて、さらにそれを深堀するような質問をしていました。
-----------
7.就職活動は、色んな人の力を借りながら、自分と向き合うことができる貴重な時間
――就職活動を終えた今、やっておけばよかったなと思うことはありますか?
Rさん:インターンとOBOG訪問はもっとやっておけばよかったなと思っています。あまり数ができなかったのと、コロナで帰国などのスケジュールが読めなくて踏み切れませんでした。今の就活結果に満足はしていますが、もしもう1度チャンスがあるのなら、もっとやっておけばより多くの企業に巡り合えていたんじゃないかと思います。OBOG訪問は、準備が大変でしたが、色々な人のお話を聞ける機会だったのでとても楽しかったです。
――就活で役立ったサービスやツールはありますか?
Rさん:情報収集に関しては、基本的にネットで情報を調べるのがメインだったのですが、直接プロから話を聞くという意味で、Connect Jobは役立ったと思います。座談会も多くて、自分が見つけられなかった企業の座談会にはよく行きました。企業研究が進んでなくても参加できたのでとても良かったです。
面接の対策やセミナーもたくさん開いてくださって、すごく役に立ちました。時差やスケジュールの調整も個別で聞いてくださったのですごくありがたかったです。
また公式ホームページ以外だと、就活サイトは一通り使っていましたし、自分でちゃんと情報を手に入れるために新聞は結構読みましたね。毎朝読むようにしたり、総合商社の記事を検索して読んだり、日本の時事に対して敏感になるようにしました。
――WEBテスト対策はどのようにしていましたか?
Rさん:基本的には電子書籍で買って問題集を解いて、解き直していました。ポイントはとにかく問題集を解いて練習することだと思いますね。事前にどういう種類が出るかを調べて、何回も問題集を解いて備えることで対策していました。
――最後に、これから就活をする海外大生へのアドバイス・メッセージをお願いします!
Rさん:納得できるような就活をすることが一番大事だと思うので色んな人の力を借りつつ、自分と向き合って納得できる就活をして欲しいと思います。頑張ってください!