海外大学・大学院留学準備 これで失敗しない!Personal Statement(志望動機書)の書き方と準備

海外大学・大学院留学準備 これで失敗しない!Personal Statement(志望動機書)の書き方と準備


PS

海外大学・大学院留学準備シリーズ第4弾! 今回は、UK大学院出願に必須のPersonal Statement(志望動機書)についてご紹介します。 海外大学院への留学を経験した筆者が、Personal Statementとは何か?といった疑問から、準備・構成まで詳しく解説していきます。 この記事を読んだ後には、みなさんが自信をもって志望動機を書けるようになれれば幸いです!

海外大学・大学院留学準備シリーズ第4弾! 今回は、UK大学院出願に必須のPersonal Statement(志望動機書)についてご紹介します。 海外大学院への留学を経験した筆者が、Personal Statementとは何か?といった疑問から、準備・構成まで詳しく解説していきます。 この記事を読んだ後には、みなさんが自信をもって志望動機を書けるようになれれば幸いです!











1.海外大学・大学院留学で必要なPersonal Statement(志望動機書)とは?

1.海外大学・大学院留学で必要なPersonal Statement(志望動機書)とは?

PS2

海外大学・大学院留学の際に必要となる「Personal Statement (以下、PS)」 とは、いわゆる志望動機書です。

なぜその大学で研究したいか、なぜ自分がそのコースの候補者として適切な人物かといった、自分自身と志望理由について伝える短いエッセイです。

いわゆる就活のES同様、いかに大学教授やスタッフの目を引けるか、周りと差を付けられるかがここで決まるため、
大学院出願で最重要書類の一つといっても過言ではありません。


■長さ・語数について

一般的にPSは、500〜600 words程度、A4サイズ1枚分が主流です。
このボリューム感で、大体5〜6パラグラフになります。
(それぞれのパラグラフで何を書くべきかは、後程説明します。)

学校によって「最大6000字 / 1000語以内 / A4サイズ2枚分」など、もう少し長めのものや、
「5セクションの問いに答えよ。各セクション2000字まで」と、より細かく指定されるものもあります。

大学やコースごとにこれらの指示は異なるので、必ずウェブサイトで確認しましょう。


PS2

海外大学・大学院留学の際に必要となる「Personal Statement (以下、PS)」 とは、いわゆる志望動機書です。

なぜその大学で研究したいか、なぜ自分がそのコースの候補者として適切な人物かといった、自分自身と志望理由について伝える短いエッセイです。

いわゆる就活のES同様、いかに大学教授やスタッフの目を引けるか、周りと差を付けられるかがここで決まるため、
大学院出願で最重要書類の一つといっても過言ではありません。


■長さ・語数について

一般的にPSは、500〜600 words程度、A4サイズ1枚分が主流です。
このボリューム感で、大体5〜6パラグラフになります。
(それぞれのパラグラフで何を書くべきかは、後程説明します。)

学校によって「最大6000字 / 1000語以内 / A4サイズ2枚分」など、もう少し長めのものや、
「5セクションの問いに答えよ。各セクション2000字まで」と、より細かく指定されるものもあります。

大学やコースごとにこれらの指示は異なるので、必ずウェブサイトで確認しましょう。











2.これで失敗しない!Personal Statement で書くべき4つの項目

2.これで失敗しない!Personal Statement で書くべき4つの項目

既に述べた通り、なぜ自分がその大学・専攻で勉強したいのか、自身の強い志望度やパッションがPSでは重要です。
しかし、大学のアドミッションスタッフ・教授は、あなたがその分野でどう活躍できるか、
その具体的・論理根拠も見ています。

よって、「~を学びたい・やりたい」といった自分の want / will だけでなく、
「自分の経験や強みがそのコースにどう役立つか、貢献できるか」のような
「大学が自分を合格させるべき理由・メリット」を伝えられると、より説得力が増します。

つまり、この学生を取りたいと思ってもらえる要素を大学側の視点から考える必要があるのです。

これらを踏まえたうえで、PSに書くべき、4つの項目を紹介していきます。


それぞれの項目1つにつき、1パラグラフかけると長さ的に丁度良くなると思います!


既に述べた通り、なぜ自分がその大学・専攻で勉強したいのか、自身の強い志望度やパッションがPSでは重要です。
しかし、大学のアドミッションスタッフ・教授は、あなたがその分野でどう活躍できるか、
その具体的・論理根拠も見ています。

よって、「~を学びたい・やりたい」といった自分の want / will だけでなく、
「自分の経験や強みがそのコースにどう役立つか、貢献できるか」のような
「大学が自分を合格させるべき理由・メリット」を伝えられると、より説得力が増します。

つまり、この学生を取りたいと思ってもらえる要素を大学側の視点から考える必要があるのです。

これらを踏まえたうえで、PSに書くべき、4つの項目を紹介していきます。


それぞれの項目1つにつき、1パラグラフかけると長さ的に丁度良くなると思います!











①志望動機:なぜそのコースに応募したのか

①志望動機:なぜそのコースに応募したのか

・コースのどの部分が魅力的に感じたのか=なぜこのコースじゃなきゃダメなのか?
→興味のある授業やワークエクスペリエンスの機会、そこにしかないモジュールなど

・長期的なアカデミックゴールと、選択したコースがその目標達成にどう役立つか
→簡潔な今後の研究計画など


・コースのどの部分が魅力的に感じたのか=なぜこのコースじゃなきゃダメなのか?
→興味のある授業やワークエクスペリエンスの機会、そこにしかないモジュールなど

・長期的なアカデミックゴールと、選択したコースがその目標達成にどう役立つか
→簡潔な今後の研究計画など











②高校までの経歴:今までのアカデミックバックグラウンド

②高校までの経歴:今までのアカデミックバックグラウンド

・学部時代の勉強が、大学院での研究準備にどう役立っている・関連している?
→同じ分野を専攻していて基礎知識があるのか?
違う分野の専攻だったが、大学院での研究にトランスファーできる知識があるのか?

・卒論、学部時代に取った授業で特に興味を持ったものなど


・学部時代の勉強が、大学院での研究準備にどう役立っている・関連している?
→同じ分野を専攻していて基礎知識があるのか?
違う分野の専攻だったが、大学院での研究にトランスファーできる知識があるのか?

・卒論、学部時代に取った授業で特に興味を持ったものなど











③スキル・経験:課外活動やアルバイト経験など

③スキル・経験:課外活動やアルバイト経験など

・コースに関連するスキルや知識、過去の経験とその成果など
→学生は就業経験がないので課外活動やアルバイトなどでOK!

・これらの経験・能力が、選択した学部・コースにどんな影響を与えられるか?どう貢献できるか?
→コミュニケーションスキル、異文化理解などのソフトスキルでも◎


・コースに関連するスキルや知識、過去の経験とその成果など
→学生は就業経験がないので課外活動やアルバイトなどでOK!

・これらの経験・能力が、選択した学部・コースにどんな影響を与えられるか?どう貢献できるか?
→コミュニケーションスキル、異文化理解などのソフトスキルでも◎











④キャリアプラン:将来の方向性と留学先の一致

④キャリアプラン:将来の方向性と留学先の一致

・自分の研究と将来のキャリアプランがどう合致しているか
→PhDに進みたい?どんな分野の仕事をしたい?

・選んだコースがその目標達成に向けてどう手助けできるか


・自分の研究と将来のキャリアプランがどう合致しているか
→PhDに進みたい?どんな分野の仕事をしたい?

・選んだコースがその目標達成に向けてどう手助けできるか











3.Personal Statementを書き始める前の準備・準備方法

3.Personal Statementを書き始める前の準備・準備方法

いざPSの内容がわかったら、自分自身や学びたい大学・分野について理解度を深めるための準備をしていきます!


いざPSの内容がわかったら、自分自身や学びたい大学・分野について理解度を深めるための準備をしていきます!











①自己分析:なぜ大学留学・大学院留学したいのかを深堀する

①自己分析:なぜ大学留学・大学院留学したいのかを深堀する

まずは、自分が海外の大学・大学院出願に至った経緯を深堀りしていきます。
以下の二つの要素から考えてみましょう。

1.事実・実用的要素:過去の経験など
2.感情・ヒューマン的要素:なぜ、どうして興味を持ったかなど→他者と差別化

(例)映画製作について学びたい。
1.大学時代に〇〇に旅行をした。
2.ニュースで見るその国のイメージと、実際の人々の生活のギャップに興味を持った。
→ドキュメンタリーという媒体を使って、その国の実態を伝えたいと思った。


まずは、自分が海外の大学・大学院出願に至った経緯を深堀りしていきます。
以下の二つの要素から考えてみましょう。

1.事実・実用的要素:過去の経験など
2.感情・ヒューマン的要素:なぜ、どうして興味を持ったかなど→他者と差別化

(例)映画製作について学びたい。
1.大学時代に〇〇に旅行をした。
2.ニュースで見るその国のイメージと、実際の人々の生活のギャップに興味を持った。
→ドキュメンタリーという媒体を使って、その国の実態を伝えたいと思った。











②志望大学・専攻のリサーチ:志望理由との結び付け

②志望大学・専攻のリサーチ:志望理由との結び付け

大学と大学院の専攻が必ずしも同じではない人もいるかと思います。筆者もそうでした!

出願先の教授も、その分野の知識にものすごく長けていることは最初から期待していないと思います。
知らないからこそこれから学ぶのです。


ただ、アプライするコースに関する一定の知識がある、あるいは学ぶ意欲があることは示せるようにしましょう。

(例)
・選択したコースの教授が過去に書いた論文、著書を読む
・本、ニュース、学術論文などを読む
・講義やワークショップ、美術館に行ってみる

また、ウェブサイトなどで行きたい大学・コースの情報収集をし、行きたい大学の他大にはない魅力や強み、
指導官としてついてほしい教授などを見つけていきましょう。

(例)
・大学・コースの強み、有名学部
・教授の研究分野、卒論指導テーマ、過去の出版著書・論文・記事
・志望コースの授業内容、現役生・卒業生の声、キャリアパス
・大学の立地や歴史と、それがどう学校の魅力につながっているか


大学と大学院の専攻が必ずしも同じではない人もいるかと思います。筆者もそうでした!

出願先の教授も、その分野の知識にものすごく長けていることは最初から期待していないと思います。
知らないからこそこれから学ぶのです。


ただ、アプライするコースに関する一定の知識がある、あるいは学ぶ意欲があることは示せるようにしましょう。

(例)
・選択したコースの教授が過去に書いた論文、著書を読む
・本、ニュース、学術論文などを読む
・講義やワークショップ、美術館に行ってみる

また、ウェブサイトなどで行きたい大学・コースの情報収集をし、行きたい大学の他大にはない魅力や強み、
指導官としてついてほしい教授などを見つけていきましょう。

(例)
・大学・コースの強み、有名学部
・教授の研究分野、卒論指導テーマ、過去の出版著書・論文・記事
・志望コースの授業内容、現役生・卒業生の声、キャリアパス
・大学の立地や歴史と、それがどう学校の魅力につながっているか











③一問一答で留学の志望動機をクリアにしよう!下書きで役立つ質問リスト

③一問一答で留学の志望動機をクリアにしよう!下書きで役立つ質問リスト

以下、実際にPSを書く際のpromptとして役に立つ質問リストを用意してみました。
ある程度、ブレインストーミングができたら、以下の質問の回答を考えてみましょう。

<質問リスト>
・なぜそのコース / 学部 / 大学 / 国?
・なぜその分野に興味を持ったのか?きっかけは?
・学部課程での勉強が、大学院進学の決断にどう影響を与えたのか?
・アルバイトや課外活動など、勉強以外の経験から得たもので、選択したコースでの勉強に役立つものはあるか?
・他の学生にはない自分の強みは?
・将来何をやりたいのか?

もし具体的に答えられなかったら、再度リサーチ・自己分析の深掘りをし、
説得力ある答えが書けるまでこのプロセスを繰り返してみましょう!


以下、実際にPSを書く際のpromptとして役に立つ質問リストを用意してみました。
ある程度、ブレインストーミングができたら、以下の質問の回答を考えてみましょう。

<質問リスト>
・なぜそのコース / 学部 / 大学 / 国?
・なぜその分野に興味を持ったのか?きっかけは?
・学部課程での勉強が、大学院進学の決断にどう影響を与えたのか?
・アルバイトや課外活動など、勉強以外の経験から得たもので、選択したコースでの勉強に役立つものはあるか?
・他の学生にはない自分の強みは?
・将来何をやりたいのか?

もし具体的に答えられなかったら、再度リサーチ・自己分析の深掘りをし、
説得力ある答えが書けるまでこのプロセスを繰り返してみましょう!











4.Personal Statementの構成

4.Personal Statementの構成

ここまで出来たら、あとは書くだけです!PSの構成をポイントと共に紹介していきます。
第2章で触れたマスト項目も各パートに対応しているので、それらも参照してみてください!

①Introduction イントロダクション・導入

・アドミッションスタッフの心をつかめるかは最初にかかっています!ありきたりな文章ではなく、インパクトある文・パラグラフで始めましょう。
・なぜそのコースで研究したいのか理由(2章のマスト項目①)
・簡潔に!


②Body 本文

・3〜4パラグラフ(2章のマスト項目②・③)
・少なくとも1つは、選択したコースに関連する自分のアカデミックな経験やリーディングにフォーカスしましょう。

☆Evidence & Example<根拠を示して説得力のある文章に>

単純に自分のスキルや能力を並べるのは避け、それらが今後の研究にどう関連しているかを示すことが重要です。
そのために、過去の経験を証拠や例として論理的・説得力をもった文にしてきましょう。

・Transferable skills:コミュニケーション能力やタイムマネジメントなど、自分が得たスキルが大学院での勉強にどう適用できるか?
・Personal experiences:個人的な人生経験が、大学院出願やその分野への関心にどう影響を与えたか?など


③Conclusion 結論

・PS全体のキーポイントを要約し、自分の強みや、自分がなぜ候補者として理想であるかを再度伝える
・将来への展望で締める(2章のマスト項目④)

PSは1つのエッセイです。
全体のストーリーテリングのフローが大事なので、各パラグラフがその流れを止めていないか、
文全体に一貫性があるか、都度読み直して確認しましょう!


ここまで出来たら、あとは書くだけです!PSの構成をポイントと共に紹介していきます。
第2章で触れたマスト項目も各パートに対応しているので、それらも参照してみてください!

①Introduction イントロダクション・導入

・アドミッションスタッフの心をつかめるかは最初にかかっています!ありきたりな文章ではなく、インパクトある文・パラグラフで始めましょう。
・なぜそのコースで研究したいのか理由(2章のマスト項目①)
・簡潔に!


②Body 本文

・3〜4パラグラフ(2章のマスト項目②・③)
・少なくとも1つは、選択したコースに関連する自分のアカデミックな経験やリーディングにフォーカスしましょう。

☆Evidence & Example<根拠を示して説得力のある文章に>

単純に自分のスキルや能力を並べるのは避け、それらが今後の研究にどう関連しているかを示すことが重要です。
そのために、過去の経験を証拠や例として論理的・説得力をもった文にしてきましょう。

・Transferable skills:コミュニケーション能力やタイムマネジメントなど、自分が得たスキルが大学院での勉強にどう適用できるか?
・Personal experiences:個人的な人生経験が、大学院出願やその分野への関心にどう影響を与えたか?など


③Conclusion 結論

・PS全体のキーポイントを要約し、自分の強みや、自分がなぜ候補者として理想であるかを再度伝える
・将来への展望で締める(2章のマスト項目④)

PSは1つのエッセイです。
全体のストーリーテリングのフローが大事なので、各パラグラフがその流れを止めていないか、
文全体に一貫性があるか、都度読み直して確認しましょう!











5.Personal Statement Tips コツ・ワーディング・準備・内容を紹介!

5.Personal Statement Tips コツ・ワーディング・準備・内容を紹介!

よりよい文章を書けるためのTipsをいくつか紹介していきます!


よりよい文章を書けるためのTipsをいくつか紹介していきます!











①ワーディング(言葉選び・言い回し)の工夫

①ワーディング(言葉選び・言い回し)の工夫

いつも主語が一人称から始まる文や and を多用した文は、稚拙に聞こえますし、読んでいる方も飽きてしまいます。
同じ表現や言葉を何度も使いすぎないように、バラエティを増やすことをオススメします。
以下、いくつか例を挙げるので参考にしてみてください。

<ボキャブラリー系>

・And → also / as well as / in addition (to) / besides
・Because → since /as
・I want to → I wish to / I hope to / I look forward to

<言い回し系>

I can/will be able to gain... (skills / knowledge)
→ It will provide me with…
→ It enables/allows/will enable/will allow me to gain…
→ It will equip me with…

I am interested in…
→ I am drawn to…
→ It has aroused my interest in

<その他>

ネガティブな表現は避ける
✖ Japanese people don't have awareness of the XX issue.
〇 People in the UK have greater awareness of the XX issue. 

注意ですが、これらを意識しすぎて過度に難しい言葉や表現を使おうとすると、
逆に分かりにくい文章になってしまいます。
無理にカッコつけようとはせず、表現は常に簡潔にしましょう!



いつも主語が一人称から始まる文や and を多用した文は、稚拙に聞こえますし、読んでいる方も飽きてしまいます。
同じ表現や言葉を何度も使いすぎないように、バラエティを増やすことをオススメします。
以下、いくつか例を挙げるので参考にしてみてください。

<ボキャブラリー系>

・And → also / as well as / in addition (to) / besides
・Because → since /as
・I want to → I wish to / I hope to / I look forward to

<言い回し系>

I can/will be able to gain... (skills / knowledge)
→ It will provide me with…
→ It enables/allows/will enable/will allow me to gain…
→ It will equip me with…

I am interested in…
→ I am drawn to…
→ It has aroused my interest in

<その他>

ネガティブな表現は避ける
✖ Japanese people don't have awareness of the XX issue.
〇 People in the UK have greater awareness of the XX issue. 

注意ですが、これらを意識しすぎて過度に難しい言葉や表現を使おうとすると、
逆に分かりにくい文章になってしまいます。
無理にカッコつけようとはせず、表現は常に簡潔にしましょう!












②内容のブラッシュアップと事前準備

②内容のブラッシュアップと事前準備

最後は文章を書く上での基本的なTipsです。

・締切直前に書こうとせず、十分な準備期間を取る。
・スペル、文法、句読点を必ずチェック!ミスがあるごとにマイナス評価になります。
・嘘や誇張はNG。正直な自分の経験や気持ちを伝える。
・複数の大学に同じPSを使いまわさない。必ずそのコースごとにリサーチをし、テーラーメイドしたものを書くこと。
・人に読んでもらいフィードバックをもらう。何度も何度も書き直すことで良い文章に仕上がります!


最後は文章を書く上での基本的なTipsです。

・締切直前に書こうとせず、十分な準備期間を取る。
・スペル、文法、句読点を必ずチェック!ミスがあるごとにマイナス評価になります。
・嘘や誇張はNG。正直な自分の経験や気持ちを伝える。
・複数の大学に同じPSを使いまわさない。必ずそのコースごとにリサーチをし、テーラーメイドしたものを書くこと。
・人に読んでもらいフィードバックをもらう。何度も何度も書き直すことで良い文章に仕上がります!











6.海外大学・大学院留学 Personal Statement例文

6.海外大学・大学院留学 Personal Statement例文

UK留学経験者である筆者が、実際に大学院に提出したPSを紹介します。

これはあくまで一例ですし、筆者も改めて当時の文を読み返すと改善点がいっぱいあるなと思います。。。
ぜひ、良い点も悪い点もみなさんの気づき・学びになればと思います!
また、前章で書いたワーディングも意識しながら読んでみてくださいね!

<例文>
I am applying to this program to explore how the media influences and contributes to the creation of a distorted image of religion, race, and ethnicity.

It was when the media broadcasted the murder of a Japanese journalist by ISIS in 2016 that I was first deeply drawn to this subject. Since Japan has had limited interaction with Islam, the media played the main role in shaping the discourse and the view we had of this culture, and unfortunately showed only one side. Around the same time, I watched the movie Lost in Translation by Soffia Coppola, and it made me think about how a partial and distorted portrayal of a culture, even such an acclaimed movie can foster prejudice without appreciating the cultural differences. These two experiences aroused my interest in this subject and oriented my undergraduate studies and research.

This M.A. would be ideal for me since only this program offers opportunities to study under minorities in the industry and practical training in journalism. Studying in the United Kingdom where people have greater awareness of these issues, and at (University) with its leading academic field would enable me to learn in depth about these subjects, which I could not do in my current university in Japan.

As a student in the Department of Global Political Economy at (University), I learned the core theories of political science and economics, as well as the principles and methodology of foreign diplomacy. On top of these core modules, I also took journalism and public policy classes.
Under the guidance of Professor (Name), I am studying in his seminar how economic, cultural and social activities of non-state actors have political implications in international relations. My thesis involves quantitative analysis on the representation of Islam and Muslim in British media. By its completion, I wish to understand why coverage of Muslims contains more stigma and links to violence and negativity than other ethnic groups. Fo my master's dissertation, I want to expand my undergraduate thesis into practice-based research. In addition, I am looking forward to contributing to others’ research by combining my political and economics background, and my knowledge of Japanese culture with the newly-acquired knowledge.

On a personal aspect, I am working part time at an English school for children, where I am bridging the gap between foreign teachers and children. I not only teach them the English language but also western culture. I also have had the chance to enjoy many experiences abroad during my undergraduate degrees. Getting to discover many different cultures allowed me to learn new ways of thinking. I am a person who is always trying to understand and respect other cultures, religions, customs, as supporting minorities is one of my core values. Therefore, I would like to study in the UK, known as a multicultural society, where being exposed to a wider range of perspectives would enable me to further expand my horizons.

My long-term career goal is to join an international organisation or an NGO that works to allow everyone to have equal opportunities and express themselves freely. I want to work somewhere I can make an actual impact, by directly working with policymakers.
I see this program as a necessary milestone in my intellectual maturation and development. I need a critical understanding of interactions between discourses about diversity and media, as well as practical skills. With your help and guidance, I will fulfil this admitted knowledge gap and move forward as a conscientious citizen.

(579 words)


UK留学経験者である筆者が、実際に大学院に提出したPSを紹介します。

これはあくまで一例ですし、筆者も改めて当時の文を読み返すと改善点がいっぱいあるなと思います。。。
ぜひ、良い点も悪い点もみなさんの気づき・学びになればと思います!
また、前章で書いたワーディングも意識しながら読んでみてくださいね!

<例文>
I am applying to this program to explore how the media influences and contributes to the creation of a distorted image of religion, race, and ethnicity.

It was when the media broadcasted the murder of a Japanese journalist by ISIS in 2016 that I was first deeply drawn to this subject. Since Japan has had limited interaction with Islam, the media played the main role in shaping the discourse and the view we had of this culture, and unfortunately showed only one side. Around the same time, I watched the movie Lost in Translation by Soffia Coppola, and it made me think about how a partial and distorted portrayal of a culture, even such an acclaimed movie can foster prejudice without appreciating the cultural differences. These two experiences aroused my interest in this subject and oriented my undergraduate studies and research.

This M.A. would be ideal for me since only this program offers opportunities to study under minorities in the industry and practical training in journalism. Studying in the United Kingdom where people have greater awareness of these issues, and at (University) with its leading academic field would enable me to learn in depth about these subjects, which I could not do in my current university in Japan.

As a student in the Department of Global Political Economy at (University), I learned the core theories of political science and economics, as well as the principles and methodology of foreign diplomacy. On top of these core modules, I also took journalism and public policy classes.
Under the guidance of Professor (Name), I am studying in his seminar how economic, cultural and social activities of non-state actors have political implications in international relations. My thesis involves quantitative analysis on the representation of Islam and Muslim in British media. By its completion, I wish to understand why coverage of Muslims contains more stigma and links to violence and negativity than other ethnic groups. Fo my master's dissertation, I want to expand my undergraduate thesis into practice-based research. In addition, I am looking forward to contributing to others’ research by combining my political and economics background, and my knowledge of Japanese culture with the newly-acquired knowledge.

On a personal aspect, I am working part time at an English school for children, where I am bridging the gap between foreign teachers and children. I not only teach them the English language but also western culture. I also have had the chance to enjoy many experiences abroad during my undergraduate degrees. Getting to discover many different cultures allowed me to learn new ways of thinking. I am a person who is always trying to understand and respect other cultures, religions, customs, as supporting minorities is one of my core values. Therefore, I would like to study in the UK, known as a multicultural society, where being exposed to a wider range of perspectives would enable me to further expand my horizons.

My long-term career goal is to join an international organisation or an NGO that works to allow everyone to have equal opportunities and express themselves freely. I want to work somewhere I can make an actual impact, by directly working with policymakers.
I see this program as a necessary milestone in my intellectual maturation and development. I need a critical understanding of interactions between discourses about diversity and media, as well as practical skills. With your help and guidance, I will fulfil this admitted knowledge gap and move forward as a conscientious citizen.

(579 words)











7.まとめ

7.まとめ

いかがでしたか?

今回の記事を読んで、PSの内容やポイントを一つ一つかみ砕いていったら、意外と自分にも書けそう!と思っていただけたら嬉しいです。

大学のウェブサイトにも書き方のコツなど載っていると思うので、そちらもぜひチェックしてみてください!

また、留学後は割とすぐインターンシップや就職活動の時期がやってきます。

就活の進め方や、就職に悩んだ時は、Connect Jobのコンサルタントが無料で相談に乗ってくれますよ。

ぜひ活用してみてくださいね。


いかがでしたか?

今回の記事を読んで、PSの内容やポイントを一つ一つかみ砕いていったら、意外と自分にも書けそう!と思っていただけたら嬉しいです。

大学のウェブサイトにも書き方のコツなど載っていると思うので、そちらもぜひチェックしてみてください!

また、留学後は割とすぐインターンシップや就職活動の時期がやってきます。

就活の進め方や、就職に悩んだ時は、Connect Jobのコンサルタントが無料で相談に乗ってくれますよ。

ぜひ活用してみてくださいね。