アメリカやカナダといった他の英語圏の国との大きな違いは、本場のブリティッシュ・イングリッシュに日頃から触れられることです。

その中でも、様々な地域や階級によって異なる英語がありますが、特にクイーンズ・イングリッシュと呼ばれる英語は、上流階級の人たちが使う洗練された発音として知られています。

BBCなどで流れる英語もクイーンズ・イングリッシュであり、世間一般的に「教養があり上品な発音」として認識されています。

授業中はもちろん、大学やイベントで知り合ったイギリス出身の学生と仲良くなれば、クイーンズ・イングリッシュに近い英語が身につくかもしれません。

The Queen Victoria Museum

観光客が世界各国から集まるこの街には、国際的に有名な美術館や博物館が多く点在します。

例えば、世界中の文化財コレクションを所蔵する大英博物館（British Museum）だったり、現代アート美術館の代名詞でもあるテート・モダン（Tate Modern）だったり。

イギリスの豊かな伝統や歴史に触れながら、同時に最先端な作品にも出会うことができます。

そしてなんと言っても、そのほとんどが学生の場合入場無料！

滅多に見れないような作品を気軽に鑑賞できるのは、ロンドンの最大の魅力です。

他にも、バッキンガム宮殿やロンドン・アイなど、数多くの観光スポットが簡単に足を運べる距離にあるのもロンドンで学生生活を送っていて飽きない理由です♪

パブでの様子

以前の記事「イギリスのリアルな大学生活！～University College London編～」でも紹介したように、イギリスの大学生は勉強と遊びのオンとオフをしっかり切り替えるのが上手な印象があります。

平日や試験期間はしっかり勉強し、休みに入るとアウトドアアクティビティだったりハウスパーティーだったりと全力で遊びます。

特に印象的なのが、大学の授業が終わった後や休日にパブや友人の家に集まる文化です。

イギリス人はとにかくお酒が強いので、ビールだったりカクテルだったり様々な種類のアルコールを楽しみながら、何か関心のあるトピックについてお互いに意見を言い合ったりディスカッションをする場面がよくあります。

なかなか日本の飲み会の場では見かけない光景です。

特にお酒が回ってくると、普段からよく喋るイギリス人がさらに饒舌になります。

普段は聞けない話も聞けたり、緊張していた相手と打ち解けるきっかけになったりするので、そのような飲みの場に足を運んでみるのも面白いかもしれません♪

フードマーケットで食べたパエリア

世界各国から様々な人種の集まるロンドンは、「メルティングポット」とよく呼ばれます。

特にロンドンの大学に通っていると、イギリス人よりも海外大生の方が多いのではないかと感じるほど、多種多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まっています。

特に、ヨーロッパ圏を初め、中東、アジア出身の学生を多く目にします。

実際に、多様なバックグラウンドの学生と学ぶことを目的にロンドンへ留学する海外大生も多数います。

インターナショナルな環境で、「自分だけ周りと違う」と感じることなく自信を持って授業に参加したり、国境を越えて交友関係を広げられたりするのはこの街の大きな魅力ではないでしょうか。

また、国際都市なだけあり、世界各国の絶品料理が点在しています。

有名なチャイナタウンはもちろん、中東料理だったり、ヨーロッパ各国の料理だったり。

スーパーマーケットも種類が増えてきています。

個人的に、アジアの食材を扱うスーパーが多くあるのは日本人としてとても便利です。

週末にスペイン・マドリッドを訪れた際

最後になんと言っても、ロンドンに住んでいると近隣のヨーロッパ諸国へのアクセスの良さには驚かされます。

フランスやベルギーに限っては、地下トンネルを通ってEurostarと呼ばれる電車で約２、３時間の距離です。

また、格安飛行機を利用すると片道数千円・数時間でヨーロッパの各国に簡単に旅行することができます。

実際に私も、友達と時間に余裕のある週末や休暇を見つけて、オランダ、ベルギー、スペインに旅行しました。

日本から旅行するのと比べて、気軽に旅行できる距離・金額なため気楽に短い期間でも様々な国を訪れることができるのは、忙しい学生にとって嬉しいです♪

様々な人種や個性が集まるグローバルシティ・ロンドンでの学生生活、いかがだったでしょうか？

歴史や伝統的な建物や美術館から、モダンな見どころまで、幅広い魅力があります。

大学だけに限らず、街を歩いているだけでも常にイベントや出会いに溢れるこの活気な街に、住めば住むほど魅力を感じています！

刺激的で住みやすいロンドンでの大学生活の魅力が少しでも分かっていただけたら嬉しいです♪