【イギリス留学体験記】ロンドン最大の国立大学 University College London に進学を決めた理由<海外大生 留学>

【イギリス留学体験記】ロンドン最大の国立大学 University College London に進学を決めた理由<海外大生 留学>


kaigaidai_ucl

こんにちは。私は現在、University College London(通称UCL)に留学しています。UCLはイギリスで3番目に古く、2番目に大きい(ロンドン最大の)国立大学です。この記事では私がなぜUCLへの進学を決めたのかをお話しします。海外大学への進学を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

こんにちは。私は現在、University College London(通称UCL)に留学しています。UCLはイギリスで3番目に古く、2番目に大きい(ロンドン最大の)国立大学です。この記事では私がなぜUCLへの進学を決めたのかをお話しします。海外大学への進学を検討されている方の参考になれば嬉しいです。


1.自己紹介 海外留学に至るまでの経歴

まずは簡単に自己紹介をさせてください。

私は東京都出身で、小学校6年生の6月に単身英国に留学しました。
大学の前は、寮制の現地校(ボーディングスクール)に7年間通っていました。
現在、University College London (UCL)の、脳科学学部心理学科の4年生です。
英国・イングランドの大学は基本的に3年間で学士が取得できますが、
4年間で学士と修士を所得するコースもあり、私はそのコースの最終学年です。


1.自己紹介 海外留学に至るまでの経歴

まずは簡単に自己紹介をさせてください。

私は東京都出身で、小学校6年生の6月に単身英国に留学しました。
大学の前は、寮制の現地校(ボーディングスクール)に7年間通っていました。
現在、University College London (UCL)の、脳科学学部心理学科の4年生です。
英国・イングランドの大学は基本的に3年間で学士が取得できますが、
4年間で学士と修士を所得するコースもあり、私はそのコースの最終学年です。


2.小6でイギリス留学開始 ボーディングスクールでA-Levelを取得

6年生の初めまで日本の小学校に通っていた私ですが、英語が全く喋れない状態で単身渡英しました。
両親に留学経験などは無く、英語も話せないので、
それまで私は海外に行ったこともありませんでした。
ここまで海外に無縁な中この歳で留学する人はかなり珍しいと思います。

最初の2年間は、寮制の小学校に在籍していました。
受験を経てsenior school(中高一貫校のようなもの)に入学し、5年間在学していました。
そこで大学受験(A-Level)をし、コロナ渦の2020年にUCLに入学しました。
UCLではPsychologyを専攻しています。

「Psychology=心理学」 としてしまうと、文学部のイメージを持たれる方が多いかと思いますが、
欧米のPsychologyは理系に分類され、統計学やプログラミングを用い研究し、
その結果をもとに人間心理・行動を紐解く学問です。

UCLではFaculty of Brain Sciences(脳科学学部)になり、
臨床心理学や社会心理学に加え、認知神経科学や知覚心理学なども勉強します。
私は小さい頃から「なぜ?」に興味を持つことが多く、
Psychologyという学問に出会った時に、全ての「なぜ?」も突き詰めると
人間心理や認知に辿り着くと感じPsychologyを学ぶことを決めました。
自分にとても合っていて、面白い学問を選んだなと思っています。

UCL


2.小6でイギリス留学開始 ボーディングスクールでA-Levelを取得

6年生の初めまで日本の小学校に通っていた私ですが、英語が全く喋れない状態で単身渡英しました。
両親に留学経験などは無く、英語も話せないので、
それまで私は海外に行ったこともありませんでした。
ここまで海外に無縁な中この歳で留学する人はかなり珍しいと思います。

最初の2年間は、寮制の小学校に在籍していました。
受験を経てsenior school(中高一貫校のようなもの)に入学し、5年間在学していました。
そこで大学受験(A-Level)をし、コロナ渦の2020年にUCLに入学しました。
UCLではPsychologyを専攻しています。

「Psychology=心理学」 としてしまうと、文学部のイメージを持たれる方が多いかと思いますが、
欧米のPsychologyは理系に分類され、統計学やプログラミングを用い研究し、
その結果をもとに人間心理・行動を紐解く学問です。

UCLではFaculty of Brain Sciences(脳科学学部)になり、
臨床心理学や社会心理学に加え、認知神経科学や知覚心理学なども勉強します。
私は小さい頃から「なぜ?」に興味を持つことが多く、
Psychologyという学問に出会った時に、全ての「なぜ?」も突き詰めると
人間心理や認知に辿り着くと感じPsychologyを学ぶことを決めました。
自分にとても合っていて、面白い学問を選んだなと思っています。

UCL


3.イギリス大学進学 なぜUCLへの進学を決めたのか

私は大学受験がぼんやりと見えてくるような時期にはもうUCLに入学したいと思っていました。
理由が大きく3つあるので、ご紹介します。


3.イギリス大学進学 なぜUCLへの進学を決めたのか

私は大学受験がぼんやりと見えてくるような時期にはもうUCLに入学したいと思っていました。
理由が大きく3つあるので、ご紹介します。


理由1:世界トップレベルの大学であること

UCLの入学を志望した一つ目の理由は、世界のトップレベルの教育が受けられることです。
UCLには世界各国から優秀な学生が集まってくると聞いていました。
入学基準も高く設定されていて、成績以外にもPersonal Statementと言って
「なぜ私はこの学問に興味があり、この学部に適しているのか」を書く
小論文のようなものでも入学者を絞っているので、
勉強熱心で幅広い知識を有する学生が多い印象です。

私の専攻のPsychologyでは、世界で最も重要度の高い研究をしていると
ランク付けされていたこともあり、進学前からUCLでは最高峰で最先端が学べると考えていました。
Psychologyだけではなく、世界一位の教育学部があったり、
歴代29人のノーベル賞を輩出していたりと、どの学部もレベルが高いというのも魅力的です。

QS世界大学ランキングというものをご存じでしょうか?
沢山の指標を用いて世界の大学をランキングしているものなのですが、
私は正直このランキングに大学の本質が反映されているとは思っていません。
しかし、日本でのキャリアもずっと視野に入れていた私には、
全く無関係な指標ではないと考えています。

海外の大学は日本人には名が知られていない事も多く、
日本のように偏差値があるわけではないので、大学名を聞いても分かりにくいことが殆どです。
だからこそ、世界大学ランキングというものは、
その大学を評価するひとつの目安になると思います。

このランキングの支持者ではない身としては少し悔しい気もしますが、
UCLが世界Top10にランクインし続けていることには、恩恵を受けていると思います。

UCL_litup


理由1:世界トップレベルの大学であること

UCLの入学を志望した一つ目の理由は、世界のトップレベルの教育が受けられることです。
UCLには世界各国から優秀な学生が集まってくると聞いていました。
入学基準も高く設定されていて、成績以外にもPersonal Statementと言って
「なぜ私はこの学問に興味があり、この学部に適しているのか」を書く
小論文のようなものでも入学者を絞っているので、
勉強熱心で幅広い知識を有する学生が多い印象です。

私の専攻のPsychologyでは、世界で最も重要度の高い研究をしていると
ランク付けされていたこともあり、進学前からUCLでは最高峰で最先端が学べると考えていました。
Psychologyだけではなく、世界一位の教育学部があったり、
歴代29人のノーベル賞を輩出していたりと、どの学部もレベルが高いというのも魅力的です。

QS世界大学ランキングというものをご存じでしょうか?
沢山の指標を用いて世界の大学をランキングしているものなのですが、
私は正直このランキングに大学の本質が反映されているとは思っていません。
しかし、日本でのキャリアもずっと視野に入れていた私には、
全く無関係な指標ではないと考えています。

海外の大学は日本人には名が知られていない事も多く、
日本のように偏差値があるわけではないので、大学名を聞いても分かりにくいことが殆どです。
だからこそ、世界大学ランキングというものは、
その大学を評価するひとつの目安になると思います。

このランキングの支持者ではない身としては少し悔しい気もしますが、
UCLが世界Top10にランクインし続けていることには、恩恵を受けていると思います。

UCL_litup


理由2:充実した学習機会・カリキュラム

二つ目の理由は、研究機関をフル活用した充実した学習内容です。
UCLのPsychologyでは1年生の時から自らの実験プランを立てたり、
集めたデータの解析をしたりします。

そして、2年生の4週間と3年生の1年間は教授の実験室に入り、大規模な研究を行います。

このような取り組みはPsychologyに限ったことではなく、
卒業論文を研究室で自ら得たデータを用いて書けるというのは魅力的です。

私の実験では100人以上の被験者の方に参加して頂いて、
公表されている学術論文と同じような規模感で行うことができました。

さらに、それらの研究室ではアシスタント(Research Assistant)を募集していて、
低学年のうちから夏休みの間などに実際に論文になる研究に携わることができます。

私は、卒業研究の研究室の他に、認知神経科学(Cognitive Neurosciece)の研究室にも所属していて、
fMRIという機械で脳をスキャンしたり、EEGという機械で脳波を計測したり、
様々な実験を行っています。

研究や講義メインの履修に加え、プログラミングや
コーディングの授業があるのもとても良かったです。
Rでのコーディングは2年間必須で、
Pythonでのプログラミングも希望すれば授業を取ることができます。

UCLでは理系学部は殆ど、文系学部でも半数以上はプログラミングの授業が提供されています。
プログラミング経験はインターンをする際や就活でもとても役に立っています。


理由2:充実した学習機会・カリキュラム

二つ目の理由は、研究機関をフル活用した充実した学習内容です。
UCLのPsychologyでは1年生の時から自らの実験プランを立てたり、
集めたデータの解析をしたりします。

そして、2年生の4週間と3年生の1年間は教授の実験室に入り、大規模な研究を行います。

このような取り組みはPsychologyに限ったことではなく、
卒業論文を研究室で自ら得たデータを用いて書けるというのは魅力的です。

私の実験では100人以上の被験者の方に参加して頂いて、
公表されている学術論文と同じような規模感で行うことができました。

さらに、それらの研究室ではアシスタント(Research Assistant)を募集していて、
低学年のうちから夏休みの間などに実際に論文になる研究に携わることができます。

私は、卒業研究の研究室の他に、認知神経科学(Cognitive Neurosciece)の研究室にも所属していて、
fMRIという機械で脳をスキャンしたり、EEGという機械で脳波を計測したり、
様々な実験を行っています。

研究や講義メインの履修に加え、プログラミングや
コーディングの授業があるのもとても良かったです。
Rでのコーディングは2年間必須で、
Pythonでのプログラミングも希望すれば授業を取ることができます。

UCLでは理系学部は殆ど、文系学部でも半数以上はプログラミングの授業が提供されています。
プログラミング経験はインターンをする際や就活でもとても役に立っています。


理由3:大学の立地 人々を惹きつける都市ロンドン

三つ目の理由は立地です。
私はずっとロンドンに住みたかったので(英国の中でも田舎の方にずっといました)、
ロンドンの中心部に位置するUCLはとても魅力的でした。
バレエとミュージカル鑑賞が趣味なのですが、
UCLはCovent GardenにもWest Endにも徒歩30分以内で行けてしまいます!

バレエもミュージカルも4000円~で見れてしまうので、
授業や課題の合間を縫って劇場に通っています。
THE観光地な場所も(UCLは大英博物館のすぐ隣にあります)、
学生が集う賑やかなエンタメ施設も、どちらも揃っているのがロンドンの魅力だと思います。

この間は、RADWIMPSやONE OK ROCKがライブをしていました。
娯楽が充実していているのは、楽しい大学生活が送れている大きな理由だと思います。

London_HP

London_ROH


理由3:大学の立地 人々を惹きつける都市ロンドン

三つ目の理由は立地です。
私はずっとロンドンに住みたかったので(英国の中でも田舎の方にずっといました)、
ロンドンの中心部に位置するUCLはとても魅力的でした。
バレエとミュージカル鑑賞が趣味なのですが、
UCLはCovent GardenにもWest Endにも徒歩30分以内で行けてしまいます!

バレエもミュージカルも4000円~で見れてしまうので、
授業や課題の合間を縫って劇場に通っています。
THE観光地な場所も(UCLは大英博物館のすぐ隣にあります)、
学生が集う賑やかなエンタメ施設も、どちらも揃っているのがロンドンの魅力だと思います。

この間は、RADWIMPSやONE OK ROCKがライブをしていました。
娯楽が充実していているのは、楽しい大学生活が送れている大きな理由だと思います。

London_HP

London_ROH


4.まとめ

いかがだったでしょうか。
ご紹介したものの他にも、部活やサークルの種類の豊富さ、
就活や大学院進学サポートの手厚さ、
1年間の海外留学やインターン(Sandwich Course)の機会なども魅力的だと思います。

参考になれば幸いです。


4.まとめ

いかがだったでしょうか。
ご紹介したものの他にも、部活やサークルの種類の豊富さ、
就活や大学院進学サポートの手厚さ、
1年間の海外留学やインターン(Sandwich Course)の機会なども魅力的だと思います。

参考になれば幸いです。